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2020年06月19日

「エコアイランド宮古島マラソン」廃止はコロナでほぼ決定的?

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正直、二度と参加したくない沖縄のマラソン大会の1つにもなっている「エコアイランド宮古島マラソン」。その理由は10月末〜11月初旬という猛烈に暑い時期に、ハーフマラソンではなくフルマラソンを開催するという、選手の健康を一切考えていない日程だから。大会当日の暑さはもちろんのこと、フルマラソンをまともに走るためのトレーニングを、その前の8〜10月にしなければならないことから、沖縄でも「最悪な大会」の中に入っている次第です。ちなみに同じ時期に開催の「久米島マラソン」も二度と参加したくない大会です。どちらも「一度だけ」参加したものの・・・

命の危険を感じるフルマラソンでした

現に、久米島マラソンのあとは体調を崩して1週間寝込む始末でしたし、宮古島マラソンではレース中にブラックアウトを起こす寸前となった次第です。タダでも二度とこの2つのマラソン大会には参加したくありません(死にたくありません)。

そんな常軌を逸した時期に開催される2つの離島のマラソン大会ですが、2020年の久米島マラソンについてはコロナウイルスの影響で既に中止が決定。そして宮古島マラソンについては、既に去年の大会直後に「大会そのものの廃止」を検討。そこにコロナウイルスの影響も加われば、2020年の大会の中止は確定的で、さらに廃止論も一気に加速。

既に大会HPは閉鎖されています…

コロナで「エコアイランド宮古島マラソン」廃止はほぼ決定的って感じですね。理由は「人手不足」や「交通規制の問題」と言いますが、大会運営そのものが沖縄のマラソン大会でも最低レベル。開催時期は最悪だしコースはコロコロ変わるし猛烈に暑い時期に開催にも関わらず給水できるエイドステーションが後半に全く無いし無理矢理コースに組み込んだ伊良部大橋は日影がないし横風で地獄だし橋の上だからエイドもないし、本気で今まで参加した全てのフルマラソン大会の中で・・・

ダントツで「ワーストなマラソン大会」

ある意味、コロナのおかげでスムーズに廃止できて結果オーライかもしれませんね(まだ廃止決定は出ていませんが)。


ちなみにNAHAマラソンは、まだ開催可否の決定は出ていませんが、既に2020年大会告知も本来なら5月にあるものの夏以降に延期。そして今の状況では沖縄県内での感染者は出ていなくても、本土からの参加者が多い大会だけに、NAHAマラソンの開催はどう考えても無理。そもそも沖縄だけではなく、全国的に何万人大会はもちろんのこと、何千人大会でも「密」なしで大会を運営するのは不可能です。

開催可能なのは数百人レベルのローカル大会のみ?

そーいえば一昨年参加した「多良間島マラソン」は全競技で参加者300人未満で、スタート時も全く密にならなかったな〜。レース中も密になることもなければ、沿道からの応援も少ないので、走る方も島の人も安心ですね。ただ他のエリアからの参加者は、島の人にとってはリスクでしかないので、離島の大会の場合は「島の人限定」での大会開催が一番無難かな?

ちなみに個人的に2回参加した「宮古島100kmワイドーマラソン」も全距離で参加者1000人未満。しかもコースが100kmと長いので、レース中に密になることはありません。そもそもウルトラマラソンは先が長いので、我先にスタートするランナーは皆無で、スタート時も密になりません。宮古島はワイドーマラソンだけ残して、エコアイランドは廃止が順当かもしれません。


そして気になるのは来年の東京マラソン。既に今年の大会が中止になって当選者は来年に持越になったものの、このままだと来年も厳しそう。何万人・何千人規模のマラソン大会で「密」を回避することは不可能なので、今後のマラソン大会は沖縄だけではなく全国的に「根本的な改革」が必要になりそうですね。

  • #一斉スタートを止めて完全ウェーブスタート(過去のタイム順)
  • #参加者を地元民のみに絞る(同一都道府県在住者限定)
  • #参加できる公認大会数を限定する(年間1競技1大会のみとか)
  • #制限時間を厳しくして参加者を絞る(遅いランナーが密になりやすい)

などなど

個人的には2019年4月の「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」を最後に、エントリーして参加するマラソン大会からは引退したので、今のところエントリーして中止になった大会もないですし、今後もエントリーする気は無いので影響皆無なんですけどね・・・(日々のランニングはしていますが人が居ない早朝に人が居ない場所限定)




posted by 離島ドットコム管理人 at 10:36 | 大会:宮古/伊良部エリア

2019年05月09日

【多良間島2018】たらま島一周マラソン初参加!小さな島の大会はいいね

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実は参加してきました!去年の11月。

たらま島一周マラソン

でも本当の目的は、実は2018年、「JTA(JAL)」に一度も乗っていなかったので、1年に1回付与されるボーナスマイル「1000マイル」目的(笑)。なにせ本土行きはほとんどLCCになっちゃいましたし、石垣島へもソラシドか2019年5月まではLCCが就航しているのでLCC利用。奄美は船で行きますし、JALやANAを乗るのは、正直「宮古島」のみ。どーせ宮古島へ行くなら、今まで参加したことがない「たらま島一周マラソン」に参加してみるかな?って軽い気持ちで走ってきました。

たらま島一周マラソンとは?


「たらま島一周マラソン」は、毎年11月に多良間島で開催される24km前後のマラソン大会。多良間島の周囲は約20kmなので、少し距離調整すれば21.0975kmのハーフマラソンにすることができるのに、何故か24kmとか23kmという中途半端な距離設定の大会です(笑)。なので参考記録にしかならないから、参加者はあまり多くありませーーーん。

まぁ与那国島一周マラソンも中途半端な24kmという距離ですが、あちらは一周するとどうやっても21kmに収まらないので致し方なし。でも多良間島は21kmにすることは可能なのに何故か中途半端な謎の距離。

でも多良間島は超フラットな島なので、コースはアップダウン皆無。ただ11月の沖縄はまだ夏モードなので、暑くなると30度近くまで上がります。そーいえば宮古島マラソンも10月ないし11月初旬開催で、暑さとの戦いでしたね(しかもあっちはフルマラソン)。

たらま島一周マラソンのスタート&ゴールは役場前


たまら島一周マラソンは、一周コースの他に10km/5km/3kmもあったと思います。スタートはコースによって時差はありますが、おおよそ11時半ぐらい。つまり最も暑い時間に走ることになります。でもこのスタート時間には訳が有り、朝の船で宮古島を発っても参加できるようにするため。これは助かりますね。なにせ離島の大会って、エントリーより宿の確保の方が大変なので、前泊せずに大会当日に島入りして参加できるのは助かります。ちなみに飛行機なら日帰り参加も可能です(さすがに船で日帰り参加は無理)。

スタートとゴールは多良間村役場前。ここから北側の周回道路までは約0.5km。その周回道路も約15.5kmなので、本来の一周コースは約16.5kmしかありません(15.5km+0.5km+0.5km)。東側の旧港がある普天間港まで行くと片道約3kmなので、そこから一周すると21.5km(15.5km+3km+3km)。やる気になればハーフマラソンの距離にできるのに、何故か「24km前後」。謎です・・・^^;

離島の大会らしいほのぼのした雰囲気


離島の大会なので、スタート前の陣取り合戦はありません(笑)。なのでスタート直前まで、役場近くの学校の校庭でのんびり過ごします。参加者もこの程度。ガツガツ感がないのが、離島の大会の良いところですよね。本土の大会はホントにガツガツして嫌気が差してしまいます。そもそも24kmだと、他の大会との比較もできませんので、目標タイムも正直見当つきませんからね(笑)。そういう意味ではハーフマラソンの距離にしない方が良いのかな?(ガツガツ感がないので)

コースはこんな絶景も!でも基本的には海は望めない


たらま一周マラソンのコースは、よく変わります。今回は旧港の普天間港に一度出て周回道路を一周し、何故かもう1/4周してから村役場に戻ります。その重複がなければハーフマラソンに近い距離になるのにね・・・

コースのメインは島の海の近くにある周回道路。しかし多良間島の周回道路は、海の近くを通るものの、海のそばを通るのは1ヶ所のみ。「トゥガリ゜ラ」だけです。でもその瞬間はかなりいい感じでしたね〜(ただし最後の+1/4周では通らないので一度のみ)。

コース自体はアップダウンがほとんど無くフラットですが、日影がほとんど無くてとにかく暑かった。この日は風もなく、気温は28度。実際はそれ以上の体感温度で、30度ぐらいはあった気がします。正直、最初の5kmで既に暑さにやられてヘロヘロ。ブラックアウトと戦いながら走っていましたね。

また多良間島は集落が実質1個しかないので、沿道からの応援もスタート&ゴール付近でしかなく、さらに参会者も少ないので寂しかったです。おそらく今まで走った中で、最も長く感じた24kmだった気がします。何より重複する「1/4周」が本気で辛かった。「またここ?」って感じで足取りが重くなりますね。

暑さにへばりながらもゴール!何故か熱いお汁粉?


暑さにへばりながらもどうにか24kmを走りきってゴール。わずか24kmなのに、完全に脱水症症状寸前でした。もちろんすぐに給水して日影で休みましたが、さすがにお腹が空いたので無料でサービスしてくれるものをいただきにいきましたが、なんとこの夏模様なのに「熱々のお汁粉」。確かに走ったとは甘いものが欲しくなりますが、この暑さの中に熱いお汁粉って・・・。でも暑さでへばっていたので、甘いものは体にしみいりますね。氷ぜんざいなら最高だったんですけどね〜。

ヤギそば/牛そばとかはランナーは無料


熱々のお汁粉は好きなだけいただけますが、同時に「ヤギそば」や「牛そば」とかもあり、こちらは食券制でいただけます。ランナーにはエントリー時に食券を配ってくれるので実質無料です。ただし、提供は夕方まで。それを知らずにゴール後に島巡りをしに行ってしまい、戻った時には提供終了。食べることができませんでした(涙)。ちなみに夜には完走パーティが開催されるのですが、それまで時間が2〜3時間もあるのでゴール後の島巡りは可能です。もちろん自転車を利用しましたけどね^^ゞ

離島の大会といえばこの完走パーティ!


小さな離島のマラソン大会の定番がこの「完走パーティ」。多良間島の場合は体育館での開催でした。このアットホームさが最高です。しかも多良間島は完走パーティでの飲食はエントリー費に込み込み。今回も事前にエントリー費に「+1000円」で食べホ飲みホになりました。料理はもちろんのこと、ビールも泡盛も放題です。

完走パーティの妙な盛り上がりが楽し


たらま島一周マラソンの完走パーティは正式には「ふれあいパーティー」と言います。序盤は民芸ショーや島の子供達による見せ物がメインですが、途中からはお酒も入ってきて妙な盛り上がりになります。中でも何故かみんなで体操(笑)。本来ならスタート前にやるものを、何故か完走パーティの、しかも最初ではなく中盤でやります。お酒が一気に回りますね(笑)。

完走パーティ最後はやっぱり踊る!


最後はやっぱりみんなで踊るのが、離島のマラソン大会の定番です。たらま島一周マラソンも最後はみんなで踊りました。舞台前で踊ったり、体育館全体で大きな輪になって踊ったりいろいろ。ちなみに完走パーティは結構な時間まで開催しますので、この後に宿では寝るだけ。マラソンとパーティを楽しみたい方は、宿を確保しておきましょう!でも多良間島にはキャンプ場があるので、テントを持って行けば寝るだけならできますけどね(走るにはキツいがキャンプにはいい気候)。

離島の大会は船で帰るのが最高!


多良間島の港は、現在は集落もほど近い「前泊港」なので、帰りの日も船なら直前までのんびりできます。そして帰りの船に乗る際は、離島の大会ならではの光景が楽しめます。テープを持っての離岸。いいですよね〜。しかもたらま島一周マラソンでは、見送りに来る人は少ないですが、島の子供がこの日のために練習した踊りを見せてくれるのが嬉しかったです。しかも船に乗っている人のほとんどがマラソン参加者なので、帰りの船もかなり楽しめます。

やっぱり離島のマラソン大会は船移動がいいですね〜。まぁそれを味わえるのは離島の大会でも限られますけどね。今までレポートしたものだとこの多良間島と与論島と加計呂麻島なら、この帰りの船の感覚を楽しめます。あとは渡嘉敷島と伊江島の大会なら楽しめるかな?

とにもかくにも大会自体は暑さに翻弄されましたが、完走パーティは楽しかったですし、往復の船も楽しかったので、満足度はとても高かった「たらま島一周マラソン」。多良間島へ行くいいきっかけになると思いますので、2019年以降の「令和の11月」は是非w

たらま島一周マラソンの基本情報

第21回 たらま島一周マラソン大会
開催 2018年大会は11月11日(多分11月の第2日曜日)
申込 2018年大会は8月1日〜9月30日(ネットとJA系金融機関振込か現金書留)
距離 一周23.75km/10km/5km/3km(2018年大会)
費用 3000円(+1000円でふれあいパーティ食べホ飲みホ)
受付 大会当日も可能
交通 大会当日に臨時船便有り(宮古島朝8時出港/多良間島10時着)
参加者 一周 110人前後/10km 60人前後/5km 60人前後/3km 110人前後









たらま島一周マラソンコースマップ(GPSログ)


posted by 離島ドットコム管理人 at 14:59 | 大会:宮古/伊良部エリア

2016年04月26日

初のウルトラマラソン!「宮古島100kmワイドーマラソン」(2016年1月)

今までフルマラソン専門でマラソンをやってきて、ハーフも基本的には調整程度でしか参加したことがありませんでした。でもそのフルマラソンもタイム的にはまだ縮めることもできそうなんですが、速くなれば速くなるほどマラソンがつまらなく感じてきてしまいました。純粋にフルマラソンを4時間かければ4時間楽しめますが、3時間で走り切っちゃうと3時間しか楽しめませんからね(笑)。まぁ苦痛も3時間で済むのかもしれませんが、ある程度のタイムが出ると苦痛はあまり感じなくなってくるんですよ。むしろ楽しく走ることを主眼に置いている自分としては、速く走れば走るほどどんどんマラソンが楽しくなくなってきてしまいました。しかも速くゴールするとそれだけ仲間を待つ時間が長くなるだけで、な-んにも良いことがないように感じてきました。とりあえず2015年3月に参加したとあるマラソンの「第1回大会」を最後に、ガチでタイムを目指すのは止めようと思いました。その最後のガチ大会でもタイムは良かったものの(自己ベスト2のタイム)、大会そのものが大都市圏の大会ではあり得ない「距離不足」というものになっちゃいましたけどね(笑)。まぁあれはあれでいい思い出です。

そこで次なるステージ。山を走る「トレイル」も検討したことがありますが、いかんせん沖縄には山がないので練習できないし、登山はコースもペースも自由にしたいのに、他のランナーに追われたり決まったコースしか走ることができないトレイルは、一度大会に参加してみて自分には合いませんでした。そして次にチャレンジしようと思ったのがまさに「ウルトラ」こと42.195km超を走る「ウルトラマラソン」。沖縄だと宮古島の「ワイドーマラソン」が有名ですよね。なにせ宮古島は一周が約100kmとおあつらえ向きの島。っていうか沖縄でウルトラマラソンを昔から開催しているのは宮古島だけなんですよね-(最近ようやく他の離島や本島でも開催されてきましたが沖縄のウルトラマラソンといえば宮古島)。

開催時期は毎年1月中旬。マラソンするには良い時期です。でも問題はそのための調整期間に年末年始が入ること。忘年会に新年会シーズン。しかーし、ウルトラマラソン経験者に聞くと、フルマラソンのようにタイムを削るものじゃないので、体重とか飲食とか気にしなくて良いとのこと。むしろ痩せている人はある程度太らないと、100kmは厳しいということさえ言います。となれば減量も食事制限も必要無し?その気軽さもウルトラマラソンへのチャレンジした要因です。もちろん走る距離はフルマラソンの2.5倍近くあるので、苦痛も2.5倍。でも「やらずして後悔するよりまずはやってみること」を心がけているので、とにもかくにもエントリーしてしまいました。

ちなみにウルトラマラソンは距離が長いだけあってエントリー費も高め。フルマラソンの宮古島マラソンが5000円でしたが、このワイドーマラソンは15000円。距離は2.5倍でも参加費は3倍。でもこれでも本土のフルマラソン大会とエントリー費は変わらないんですよね-。しかも裏技でエントリーを郵便振込にすればATMなら手数料はたったの「80円」。RUNNETとかのインターネットだと5%とか手数料が取られるので、この無駄な手数料が「1/10」で済みます。離島の大会だと郵便振込が可能の大会が多いので、おすすめですよ。


■エントリーとスタート&ゴールは宮古島南部の下地体育館!遠い・・・



前置きが長すぎましたがw、無事にエントリーを済ませていざ宮古島へ。ちなみに宮古島だけじゃなくウルトラマラソンって制限時間が14時間にもなるので、スタートは早朝。なのでエントリーは必ずその前日にまでに行われます。でも宮古島でのワイドーマラソンのエントリーはなんと!平良市街や宮古空港からかなり離れた「下地体育館」。与那覇前浜の方が近い場所です。しかも宮古島には路線バスが不便なので、公共交通網ではエントリー会場へは行けません。加えて唯一あった大会側が用意した送迎バスも1日1本のみで、しかも私が宮古空港に着く前に出てしまうものだけ。

エントリーのためだけにバイクや車を借りるのもいやですし、歩いて行くには遠すぎる。結果、自分で自転車を持って宮古島入りしました。その理由は平良市街からより宮古空港から行った方が下地体育館まで近いと言うこと。100kmマラソンにもなると、前日の多少の運動が翌日の大会に大きな影響を及ぼすレベルじゃないので、その点も気になりませんでした。さすがに大会当日は自転車でスタート&ゴールでもある下地体育館まで行きませんでしたが、レース翌日の島巡りに活用できますからね。

ってことで宮古空港から下地体育館まで約8km。自転車なら30分もかかりません。途中、与那覇前浜にも寄って島気分を満喫しつつエントリー会場へ行きました。大会前日は冬の沖縄としては珍しいぐらい良い天気で、空気も乾燥していて清々しかったです。この陽気が大会当日まで続けば良いな-って希望を持たせてくれる感じでした。ちなみにスタートは午前5時。当日は会場まで大会側が送迎バスを用意してくれて、午前3時に平良市街発。途中、様々な宿泊施設を経由して行くので片道12kmの道のりも1時間近くかかります。まぁ自分で運転せずに済むし無料なので致し方無しです。

しかしそのバスにあんなことがあるとは・・・


■バスがまさかの事態!スタート前からつまずく宮古島ワイドーマラソン



宮古島ワイドーマラソンには100kmの部門の他に、50kmと22kmと2kmがありますが、50kmと22kmはゴールがほぼ一緒の時間設定になっているので、スタートが早朝なのは100kmだけ。午前5時にスタートなので、無料送迎バスが平良市街を出るのが午前3時(会場には午前4時着)。なので午前2時には起きなければなりません。もはや寝ないで起きている方が楽な時間ですが、でも100kmも走るとなると前日にしっかり寝ておかないと、体力以上に精神的にダメージが残るので、早めに夕食をとって早く寝て、そして午前2時には起きました。

ちなみに宿泊するホテルによっては、その午前2時は無理としても午前3時に出発するまでに朝食や弁当を準備してくれるところが多いそうです。私が泊まったホテルも朝食付きプランだったのですが、お弁当を頂きました(でも食べたのはゴール後)。そして送迎バスが待機するはずの宮古島市役所前へ。予定では宮古島市役所前を「午前3時10分発」とナス運行表に書いてあったので、午前3時ちょうどにホテルを出ればちょうどいい時間。市役所まで3分程度の場所がバス乗り場ですからね。もちろん他の平良市街の宿に泊まっている人も同じようにバス停へ向かいましたが、午前3時過ぎに行くとバスはまだ来ていません。まぁ巡回バスなので他を回っているのかな?って思ったものの、予定時間の午前3時10分になっても来ません。3時20分になっても来ません。3時30分になっても来ません!これはおかしいと思っても、時間が時間なので運営事務局への電話もできません。ただ以前は市役所前を「午前3時ちょうど発」だったことを思い出しました。

まさか・・・

的中。午前3時に誰も乗せずに出発してしまったらしいです。まさに「オーマイガッ!」。午前3時に立ち尽くすたくさんのワイドーマラソン参加者。どうすることもできません。でもこのバスを待っている間に仲良くなった他の選手と話し合って、とにかくタクシーで行こう!ということに。幸い、バス待ちの人はかなり居たので、一緒に乗ればタクシー代もそんなに高くなりません。しかも運営事務局へ直訴すればタクシー代も戻ってくるかも?午前3時だったのでタクシーが捕まるか否か微妙でしたが、島のタクシーもこの日にワイドーマラソンがあるのを知っていて、タクシーは簡単に捕まりました。しかしスタート前のスタート地点に行くだけで、こんなトラブルがあるとは・・・何かがありそうな初ウルトラマラソンのワイドーマラソンなのでした^^;
第26回宮古島100kmワイドーマラソン バス運行表(PDF)


■初の深夜スタート!ケミカルライトは百均のものでも大活躍!



結局、相乗りで乗ったタクシーはバスより早く着きました。まぁバスは各宿泊施設を巡回してくるので当たり前ですね。しかもタクシー代も運営事務局で支払ってくれると言うことで、結果オーライ。でも早く着きすぎてちょっと暇です。なのでトイレもすいすい入ることができたので準備万端。1月の沖縄は夜明けが最も遅い時期なので、午前5時前は真っ暗。しかもスタート直前にスコールがあってどうなるかと思いましたが、スタート時間にはすっかりあがって、雨なしでスタートできそうです。ちなみにこの日の天気予報は午後から雨。まぁ気温が高いので、後半の雨も心地いいかもしれませんね。南国でのマラソンでの雨って逆に身体を冷やしてくれていい面もありますので、この段階では特に気にしていませんでした。逆に沖縄の天気予報は外れて晴れる場合もありますので、気にしても仕方ありません。

そして午前5時。スタート。スタート場所は宮古島でも南部の郊外なので、外には街灯がほとんどなくて真っ暗でした。でも参加者が持っているライトでそれなりに明るかったですし、何より大会参加者はケミカルライトを持って走ることを義務づけていたので、その明かりを追っていけば道を間違えることがありません。ケミカルライトも百均で売っているもので十分ですし、しかも宮古島の百均(ダイソー)でも売っていましたしね。大きめのものでも3-4時間はもちますし、さすがに午前5時スタートでも3-4時間もすれば明るくなりますからこれで十分。私も前日に宮古島のダイソーで白色の明るさがかなりあるものを購入しました。もともとケミカルライトはあたりを明るく照らすものではないのですが、あまりに宮古島の道が真っ暗だったので、ケミカルライトだけでも道路が見えていましたね。

しかし序盤に来間大橋と伊良部大橋を渡るものの、ケミカルライトの明かり以外真っ暗。幸い、2016年から伊良部大橋に街灯が設置されたので、多少の明るさはありましたが、写真撮影できるレベルではありません。あっ、もちろん今回もデジカメを持って走っていましたよ。っていうかウルトラマラソンの場合、食べ物などを持って走る人が多いので、デジカメ1個ぐらいはなんてことありません。私もケミカルライトの他にデジカメ、それと塩分補給のための塩とお菓子(ブルボンのプチを2本)を持って走りました。

そして前半は予報通り雨なしで、むしろ晴れるのでは?ってぐらい光景も!?


■実は来間大橋でとんでもない事態が!知らぬが仏でそのまま続行



宮古島100kmワイドーマラソンは、下地体育館をスタートして最初に来間大橋を渡って折り返し、そのあと伊良部大橋を渡って折り返したら池間島を目指します。しかしこの来間大橋折り返しでとんでもない事態が発生!でもその事実を知らないまま、ランナーは100km先のゴールを目指すこととなりました。その事態はゴールするまでほとんどの人が気づいていませんでしたが、私を含めて一部のランナーはうすうす感づいていました。その詳細は後ほど。

伊良部大橋を渡ったところでようやく明るくなってきて、次に目指す池間島では良い感じの天気にさえなってきました。しかも池間大橋を渡る際は海が綺麗に望めるほど。池間島は40km地点なので、それを折り返しても残り60km。でも基本的にウルトラマラソンって「マラソン」というより「ジョギング」に近い感覚なので、この40km地点までもそんなにきつさは感じませんでした。そもそもコースも歩道があれば歩道を通る感じなので、普段の島の中を走っている感じ。交通規制は特にしていないらしいです。ランナーは車道を走っても歩道を走ってもいいみたいですが、多くの人は車が通るので歩道があれば歩道を走っていましたね。っていうか大橋では歩道の方が景色も綺麗ですしね。

そして45km過ぎの、スタート前に預けた荷物を受け取れるポイントに到着。着替えたい人はここで着替え、食べたいものがあればスタート前に預けておけばここまで持ってきてくれます(もちろん要らないものも回収してゴールまで持って行ってくれます)。私は着替える気はなかったので食べたいものを受け取って、不要になったケミカルライトを預けただけ。食べたいものは「紅芋あんぱん(笑)」。100kmともなると必ずエネルギー不足になるので、甘い物とパンが欲しかったので事前に買っておきました。しかしあまりお腹が空いていなかったのでそのまま持ってしばらく走ること20km(笑)。最後は形が別の物体に変わっていました^^;

あとウルトラマラソンって一般的に10時間以上も走るので、途中他のランナーと併走してしゃべりながら走ることも多いんですよね。私もこの45kmポイントから先は20kmぐらいかな?一緒に他のランナーとしゃべりながら走りました。なにもその人はもう10回以上ウルトラマラソンに参加していた超ベテラン。その人の初ウルトラでは「サブ9(9時間未満で100kmを走りきること)」を達成したらしいです。ちなみにウルトラマラソンで「サブ10」というのが大きな目標になるのですが、この「サブ9」はフルマラソンを3時間以内で走る「サブ3」に匹敵!その人の話によると、初めてのウルトラではペースとか気にせず「行ける時に行っちゃえ!」の感覚にするといいよって。この一言が今回の初ウルトラで絶大な効果を示すことは、この時点ではまだ分かりませんでした。


■天気が悪化し暴風雨マラソンに!?



ちなみに北端の池間島を折り返した40km地点からは南向き。次の折り返しの南端の東平安名崎まで猛烈な向かい風でした。約40km先の80km地点手前まで、フルマラソンの距離を延々向かい風なんて考えただけでも恐ろしくなりますが、こればかりは逃げようがありません。しかも60km地点ぐらいから雨がぽつぽつ。40km地点の池間島では青空さえ望めそうな状態だったのに、結局予報通り後半は雨っぽかったです。しかもその向かい風も加わって、激しく降るタイミングではまさに「嵐」。っていうか台風の中のレースの様相でした。しかも宮古島の東側は集落もほとんどなく、街路樹もまばらなので風よけがほとんど期待できません。加えて延々アップダウンの繰り返し。強烈な坂はないものの、ボディブローのようなアップダウンが延々何十kmも続きます。しかも東平安名崎に近くなればなるほど雨が激しくなり、さらに吹きさらしの東平安名崎に入るとまさに暴風雨。東平安名崎には樹木が全くなく、しかも海に突き出した岬なので暴風がそのまま抜けます。

何度横に飛ばされそうになったことか。。。

でもこの東平安名崎では岬先端の灯台まで行って折り返すので、その折り返した後はあとのランナーとすれ違うのでお互い励まし合いました。最もキツイ暴風雨で折れそうになりましたが、この声の掛け合いはホントに大きかったです。ウルトラマラソンって他のランナーは「ライバル」ではなく「仲間」の意識が強いんですよね-。ちなみに東平安名崎には集落もありませんし、暴風が抜ける場所なのでエイドもありません。そんな中、灯台でランナーに折り返し誘導をしていたスタッフの方には感服です。ランナーは一時通り過ぎるだけで済みますが、スタッフの方はあの暴風雨の中で何時間も誘導することとなると思うと、ホントにマラソン大会はスタッフに支えられているんだな-って思います。特に今回は途中のエイドも暴風雨の中で苦労したと思いますので、エイドに寄るたびに「ありがとう」と声を掛けるようにしました。ホントにホントにその気持ちしかありませんでしたからね。

そして東平安名崎を折り返して80km地点を通過。ここからはまさに・・・


■命の危険を感じる残り20kmの暴風雨!乗り切った方法とは?



80km地点。ここでもスタート時点で預けた荷物を受け取ることができる場所。といってもスペシャルドリンクや食料程度を預けることができる場所で、ここで私も最後の補給をしようと思いました。しかしこの80kmになるとこの日一番の暴風雨。海宝館から七又海岸やインギャー側への道路に入るところにあったのですが、その道に入った直後に南向きになったところで突風が真っ正面から!正直、いくら走っても前に進みません。そんな中でエイドをしてくれたスタッフの方。ホントにホントに感謝です。ちなみにこのエイドでは事前に「ミスドのドーナツ」を預けておきましたが、土砂降りだったのですぐにびっしょり。それでも強引に口の中の押し込み、暴風雨の中へ・・・

そ・し・て・・・この日一番の暴風雨到来。目の前、真っ白で何も見えません。視界1m。もはや濡れるとか濡れないとか、水たまりを避けるとか避けないとかの次元じゃありません。でもここまでの豪雨になると自然と笑顔になります。っていうか笑うしかないレベル(笑)。もはややけくそです。さらに豪雨は続き、気づけばコース上の道路は至る所で冠水。まだ私の時間帯は最大でもくるぶしまでの深さで済みましたが、後から聞いた話では下手すると膝上までの水深を走ることになる場所も。しかもこの最後の20kmを海沿いの道なので、陸に流れた雨水がそのまま道路を経由して海に流れるので、何度も足を横にとられそうになりました。冗談抜きに「ここで足を取られたら海まで流される」と思うほど。直接的な命の危険を感じたマラソン大会は初めてかも?

でもこんなに悪天候のマラソン。一生に一度ありませんよね。そういう意味では二度とできない経験を、しかも初ウルトラマラソンで体験できるなんてね(笑)。しかも正直なところ、雨が降ってからは身体の火照りも全てとれて、一緒に走ったランナーのアドバイスの「行っちゃえ!」で一気にペースアップしていたのでした。この豪雨の場面ではさすがにペースは落ちましたが、それでもここまでペースアップできていたので、ロスは少なかったのではないでしょうか。冠水した部分も「アスレチック」と思って走りましたし、途中はあまりの豪雨で何も聞こえないので、大声で歌いながら走っていました。ちょっと古い歌だけど・・・

「土砂降りの中、傘も差さずに、オレは宮古を走っている♪これからもずっと、がんばるよ♪ゴールを目指したいから-♪(原曲:Get Along Together)」

この歌でかなり気持ちが楽になり、最後の20kmを乗り切れたといっても過言ではありません。途中、抜かれた人に聞かれたか否かは知りませんが^^ゞ


■もはや笑える光景!ここはどこ?私は何をしているの??



残り5kmの「95km」地点。結局80km地点からの豪雨は一度も弱まることなし。しかしここで自分のGPS時計を見ると何故か「98km」。えっ?あと2km?でもコースはあと5km??そーなんです。冒頭の来間大橋でのとんでもない事態。走っている間もうすうす分かっていましたが、誘導ミスで距離が長くなっていたんです。つまり来間大橋での折り返しポイントを誘導ミスで間違えて、公称「+2km」、実質私も含めてほとんどのランナーのGPS時計では「+3km」も走らされることになったんです。初ウルトラで「100km」のつもりが「103km」も!なのでこの95km地点は「残り5km」は間違いないのですが、実際は「98km地点」。いやはや、豪雨だけじゃなく距離まで初ウルトラでこんな洗礼を浴びるとはね^^;

しかもこの95km(98km)地点。いわゆる上野ドイツ文化村の入口へと下る坂で、宮古島まもる君がいることでも有名な交差点へ向かう道。道路のはずなんですが、どう見ても濁流の川状態。もしかしてこのまま走らないで流れに乗った方が早いんじゃない?ってぐらいの強烈な濁流でした。あまりの濁流にコースを誘導しているスタッフも笑っていました。もはやランナーもスタッフも笑うしかない光景です。こんな状況の中、マラソン大会で、しかも100km、いや103kmというマラソンを走るなんて、走りたくてももう一生ないでしょう!最後の5kmは完全にツボに入ってしまったようで、笑いながら走り続けていました。最初の暴風雨ではさすがに笑えませんでしたが、そのうち慣れてくると楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。もちろん冠水しているところでは走ることができる歩いていましたが、でもここまで100km(103km)、全く歩かず走って来れたのも雨のおかげだと思います。そういう意味では初ウルトラでの雨は私にとってはラッキーだったかもしれません。

ちなみにこの残り5kmから2km走った、公称「97km」地点。私のGPS時計は「100km」だったので、時計はここで止めました。どのみち公認レースではないと思うので、ゴールタイムが何かに影響することもありませんし、自分としては初の100kmがどのくらいで走れたのかを知りたかったので、時計を止めちゃいました。そして残り3kmはジョギングよりもさらに遅いスピードで、のんびり余韻を楽しみました。もちろんまだ豪雨です(笑)。


■103kmのゴール!大変だったけど楽しかった初ウルトラマラソン



結局、雨は60km地点ぐらいから一度も止まず、特に80km地点からゴールまでは猛烈な暴風雨。特に80km地点からの5kmはいわゆる「記録的集中豪雨」レベルで、あとで調べたら1月として観測史上最高の降水量だったとのこと。正直、ウルトラマラソンで一番降水量が多かった大会なのでは?ってぐらいのレベルでしたね。台風の中、ウルトラマラソンをやらない限りこの記録は破られないでしょう。今回はスタートして半分が終わった後の豪雨だったので、中止もできませんでしたからね。まさに一生に一度しか味わえない、まさに「記録的」なウルトラマラソンだったと思います。

そしていよいよ103kmのゴール(笑)。最初の写真と同じ場所です。撮影時間もほぼ一緒。まさかたったの24時間でここまで状況が変わるとは夢にも思いませんでした。でもこの豪雨のおかげで正直なところ途中の50km地点過ぎで釣りそうだった足も、雨がクールダウンしてくれて、そのままゴールまで行けちゃいましたからね。しかも初ウルトラでの目標もクリアしていて、今回は雨に助けられた感じです。ゴールまでのこの道もすっごい楽しくて、豪雨の中でしたが満面の笑みでゴールすることができました。今までのどんなフルマラソンよりも最高な気持ちでゴールできたといっても過言ではありません。最高にきつかったレースコンディションで、しかも初の100km。一生記憶に残る大会ですね。ちなみに目標は「明るい内にゴールすること」だったので、それは103kmでも問題無くクリア。数値的にも満足できるものだったので、雨のおかげで結果も良かったです。一般的にウルトラマラソンは夜明け前にスタートしても、多くの方は暗くなってからゴールするので、明るい内でのゴールは一つの目標になると思います。豪雨の中で暗くなると不安も大きくなりますしね。

ちなみにゴールした後。さらに豪雨が激しくなり、2m先の外のトイレにすら行けませんでした。しかもゴール後は何もしないで立っているだけで、周辺が水たまりになるレベル。まさに服を着たまま海に飛び込んで出てきた状態でした。でも雨なのでべとべと感がなくてイヤな感じじゃなかったです。当初は一度市街のホテルに戻ってシャワーを浴びて着替えて、会場へ戻ってくる予定でしたが、あまりの豪雨でバス停まで行くこともできませんでした。豪雨のおかげで汗を全て流してくれて、しかも着ていたウェアも「天然洗濯機」状態で匂いも汚れもありませんでした(どんだけ豪雨さ)。強いて言えばシューズはシャレにならないレベルでしたが、もともとマラソンのあとはビーサンに履き替えるので特にその後は問題ありませんでした。

とにもかくにも発のウルトラマラソンは無事にゴール。ゴール後も同じ苦労(経験)をした人と、雨宿りをしながら盛り上がっていました。完走パーティまで豪雨は収まらず、結局ゴール地点近くに何時間も居続けました。ホント、ウルトラマラソンってランナー同士が「ライバル」ではなく「仲間」の意識があって良いですね。楽しい楽しい豪雨の中の初ウルトラマラソンになったのでした^^v


■完走パーティはワイドーマラソンも食べホ飲みホ!



あれだけずぶ濡れになってもちっとも辛く感じなかった、初ウルトラマラソンとなった宮古島ワイドーマラソン。なんと!この大会も宮古島マラソン同様に完走パーティの費用がエントリー代に含まれているらしく、食べホ飲みホ。しかもウルトラの方が歴史が長いだけあって、料理も豪華。宮古牛のステーキが食べ放題には驚きました。飲み放題も発泡酒とかじゃなくドラフトビールだし、とにかく飲みも食べるも大満足。でも外はまだ雨でしたけどね-。

でも制限時間間際の方が雨は弱まったようで、完走パーティのあとの平良市街までのバスに乗るのも雨が気にならないレベル。まさにレース中だけ豪雨だったというわけですね。ホントに、こんな経験二度とできませんね。普通はこんな酷なレースコンディションで初ウルトラを走ったら、二度と走りたくないと思うかもしれませんが、私は全く逆。絶対に次も豪雨でも参加したい!と。っていうかこれ以上悪い天気は絶対にないので、どんな天候でも絶対に楽しめる自信があります。

しかしまさかこの豪雨の中でも経験が、1ヶ月半後の「ヨロンマラソン」で活かされることになるとはね^^ゞ


■そして大会翌日は晴れまくり!巡り合わせってこんなもの



ウルトラマラソン翌日。雨のレースって疲れがあまり残らないのですが、翌日の朝は普通に起き上がることができました。もちろん筋肉痛はあるものの、豪雨ということもあって無理せず走っていたのが幸い。故障どころかマメも大してできていませんでした。しかも実を言うと、100kmの途中でトイレに一度も行かなかったんです。大きい方も小さい方も。フルマラソンでもいつもお腹を壊してレース中にトイレに駆け込むことが多いのに、100kmもの道のりで時間も何倍もかかるのにトイレ無し。豪雨でそれどころじゃなかったのかな?あと給水も豪雨だったので、口を開けていれば自然と水分補給になるので、過度に飲まなかったというのもありますね。

でも一番は笑うしかない豪雨で楽しくて、余計なことを考えなくても良かったことかな?いろいろな意味で私の初ウルトラマラソンでの豪雨はプラスになりましたね。といってもやっぱり翌日のこの晴れ模様は恨めしく感じますが、宮古島にはレース翌日も宿泊予定だったので、レースでずぶ濡れ&泥だらけになったシューズを窓際に干して、翌日は自転車で行ける範囲をサイクリング。マラソンのあとの自転車は、使う筋肉が違うので意外といいリハビリにもなるんですよね。といっても平良市街から来間島まで往復した程度。さすがに伊良部大橋は行く気にもなりませんでした。しかし大会翌日の宮古島。前の日の豪雨の面影さえありませんでしたね。山や川が無い島なので、水の引きも早いので、水たまりもほとんどありませんでしたし、何より天気が良かったので路面もすぐに乾いていました。

この晴れた中でウルトラマラソンを走りたかった!と思いそうですが、晴れている中でのマラソンが一番きついので、雨の方がまだマシです。でもあそこまで豪雨になるとさすがに足も止まりますけどね-。しかもあのプールのような冠水で走るのは不可能。まっ、これも良い経験でしたけどね。


■総括。二度とできない経験ができて、とにかく楽しかった。豪雨に感謝!

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豪雨こそありましたが、タイム的にも目標を大きくクリアできましたし、何より「キツイ」と感じること無く103km(笑)を走り切れたので、私の初ウルトラマラソンは大成功だったと思います。強いて言えば豪雨はどうでも良いのですが、距離はきちんと100km走ってゴールしたかったですね。今回で第26回にもなるのに、私が参加したときだけ距離が伸びるってちょっとね-。そういえば2015年3月に参加したの本土の某大会でも、第1回で距離不足というものもありましたね(笑)。あっちは200m足りなかっただけでしたが、今回は2-3kmも長かったんですからね-。まぁ足りない方が問題多いですが・・・

次はきちんと100kmでゴールができる大会になることを願っています。ちなみに順位やタイムは内緒です。っていうか今回の豪雨の大会、男子も女子もトップタイムが去年よりももの凄い速いんですよね-。やっぱり雨のウルトラマラソンは良いタイムが出やすいということですね。そういう意味ではやっぱり豪雨に感謝です。また来年も参加したいな-。もはやどんな天気でもへっちゃらです。でも暑いのだけは勘弁かな?来年1月も宮古島へ行く策略を立てています^^ゞ

宮古島市の「宮古島100kmワイドーマラソン」の詳細情報
レース中の豪雨の様子の写真もあり!宮古島の新聞での情報







posted by 離島ドットコム管理人 at 09:27 | 大会:宮古/伊良部エリア

新コースの「第6回エコアイランド宮古島マラソン」に参加!(2015年10月)

今シーズンはヨロンマラソン以外は完全に「オフレコ」でマラソン大会に参加していましたが、その1つがなんと初めて参加した「宮古島マラソン」。2016年大会から伊良部大橋がコースに加わると言うことでネタ的に参加してきました^^ゞ

・・・でもホントのところは同時期開催される「神戸マラソン」に初めて落選したための代替大会でした^^;(これまで3年連続で当選していたのも奇跡的)

ちなみに宮古島マラソンは抽選ではありませんので、エントリーできればまず参加可能です。まぁ那覇起点なら宮古島へいくのも大変じゃないですからね。でも問題はかなり間際でエントリーしたので、宮古島での宿が全然空いていませんでした。どうにか平良市街の宿は確保出来たものの、下手すれば伊良部島に宿泊しなければならない状態で、エントリー以上に宿の確保に肝を冷やしました。

とにもかくにも無事に参加。当日は雨予報もありましたが、実際は雨なし。でも気温が10月中旬だけあって猛烈に高く、しかも雨予報もあるほどなので湿度が高くてきつかったです。何よりこのシーズン最初のフルマラソンで、しかも10月の大会になると真夏の調整(走り込み)になるので、さすがに調整不足で望むことになっちゃいました。マラソンはきちんと調整しないと絶対に後半きつくなるのですが、はたして今回はどうなったでしょう?


■大会前日!エントリーはゴール近くの体育館



エントリー会場は宮古空港と平良市街の間にある宮古島市総合体育館。どっちから行っても距離がありますが、そもそもトライアスロンもそうですが、スタート&ゴールがすぐ隣の陸上競技場なので致し方なし。といっても平良市街からは歩いて行ける範囲なので特に問題はありませんでした。行った時間は昼過ぎでしたが、そもそもエントリーそのものも昼過ぎからだったので、ほぼいの一番に近い感じ。会場は少しの人しかまだ来ていませんでした。でもこの会場は完走後のパーティ会場でもありますので、下見という意味でも来て良かったです。

ちなみに天気はやや雲は多かったものの、夏模様で観光するには良い感じ。ただマラソンするにはかなり暑く、曇っているので湿度もかなり高め。その高温多湿のおかげで大会前日の夕焼けはとても綺麗でしたが、


■大会当日!雨予報でしたが雨なし。その代わりに湿度が超高い!



大会当日の天気予報は数日前から雨予報でしたが、まぁ沖縄の天気予報はアテになりませんのでそんなに気にしていませんでした。むしろまだ夏の10月の大会なので適度な雨は降ってもらった方が身体が冷えて助かります。逆に雨が降らずに湿度だけ高いというのが、マラソンするにはかなりキツイのですが、今回はまさにマラソンするにはキツイ陽気の予感。

ちなみに今回から伊良部大橋がコースに組み込まれ、種目もフルマラソンの他にハーフや10kmもありますが、そのどれも伊良部大橋を渡るコース設定。10kmに至ってはスタート&ゴールとなる競技場から往復すると10km以上になっちゃうので、スタートは伊良部島。開始前にバスで移動して走ることになるらしいです。半ば「強引に伊良部大橋を渡らせる」って感じ。ハーフとフルは宮古島から伊良部大橋を渡って伊良部島で折り返すコースで、フルはその後、来間大橋まで行って折り返すので、大橋を2ヶ所も渡ります。ちなみに毎年1月に開催される100kmマラソンは池間大橋も渡るんですよね-。とりあえず離島の大会なので、スタート地点へはギリギリに行けばいいので、スタート間際まで陸上競技場でのんびりしていました。そもそも調整不足なのでマジメに走る気はありませんし、そもそももうマラソン大会でタイムは狙わない方針(ガチで走らない意)なので、とにかく今回からコースに入った伊良部大橋を走ることかな?

・・・といっても既に開通直後に自分の足でも自転車でも伊良部大橋は渡っていますけどね。むしろレンタバイクやレンタカーなど自力以外で渡ったことがありません(笑)。


■序盤に伊良部大橋!しかしその大橋が・・・



宮古島マラソンは午前9時スタート。天気は曇り。気温は超高くてとてもマラソン日和と呼べるものではありませんでした。まぁそれもまた沖縄のマラソン大会ではよくあることなので、あとは腹をくくるだけです。いざ42.195kmの宮古島の道のりへ!ちなみに宮古島マラソンのフルのコースは、全て完全折り返し。つまり行きに通った道をそのまま折り返すコース設定です。でもその折り返し地点は伊良部大橋先と来間大橋先の2ヶ所。スタート&ゴール地点を起点とすると「Y字」のコースになっています。まずは最初の折り返しの伊良部島を目指して伊良部大橋へ。

ぶっちゃけ伊良部大橋は最悪。もの凄い高低差で序盤で有りながらもっともコースがきつく、しかも吹きさらしの大橋なので、猛烈な暴風。当日は夏の空気だったので南風で、東西を繋ぐ伊良部大橋だと横風がもの凄かった。気を抜くと1mぐらい横に飛ばされるレベルで、しかも行きはやや北向きだったので、伊良部島を折り返した帰りは完全な向かい風。トライアスロンでも2015年から伊良部大橋がコースになっていましたが、その参加者も言っていましたが「伊良部大橋が一番きつい」と。まさに宮古島マラソンでも同じ事が言えました。アップダウンが強烈なのに加えて暴風が常に吹き荒れる伊良部大橋。正直、伊良部大橋だけは二度と走りたくない気分に・・・


■伊良部大橋区間を終わったあとは別の意味できつかった。



どうにかこうにか伊良部大橋を往復したものの、そこで待っていたのは・・・「青空」。一見ポジティブに思えるこの状況。実を言うと強烈な日差しが復活し、気温上昇。しかも雨が降りそうな状況だっただけに湿度は高いままで、猛烈に蒸し暑くなっちゃいました。しかも伊良部大橋を往復するとちょうど15km過ぎで、身体が最も熱を持つ段階。もはや目の前の景色が朦朧と見えるレベルでした。しかも伊良部大橋から戻ったあとは、競技場と反対の来間島側に向かうので、ゴールがどんどん遠くなるコース設定に意気消沈。伊良部大橋を渡り終わった直後にペースダウンしたのは言うまでもありません。伊良部大橋を渡りきるまでのペースはそこそこ良かったものの、この15kmを過ぎて急ブレーキ。残り27kmもあると思うとまさに気が遠くなる状況。

唯一の救いは来間大橋から見える景色ですが、もはやそれを見る余裕もありませんでした。しかも来間大橋を折り返してからお腹が痛くなり、途中のコンビニのトイレに駆け込む始末。パイナガマビーチを過ぎる頃には歩くスピードとほとんど変わらないレベルまでペースダウン。とにかくこの新しいコースは伊良部大橋で体力を使い切ってしまうような感じですし、その後の来間大橋までの往復はまさに「地獄」。その後の平良市街へ戻る道でもパイナガマビーチまで一気に坂を下って、市街へ入ると一気に登るコース。とかく山がない宮古島なのでアップダウンはそんなに無さそうな印象ですが、伊良部大橋とこの最後の市街へ入る坂がとにかく強烈でした。

正直、今まで参加したどのマラソン大会よりもきつかった。そして坂を登り切って平良市街に入ってようやく意識がまともになって、どうにか最後の最後だけ写真を撮ることができました。伊良部大橋からこの最後の市街まで、写真が少なかったということは、それだけきつかったという証拠。今回はあまり良い印象がないままゴールを目指すことになってしまいました。ちなみに沿道からの応援もゴール近くの市街こそ多く居ますが、それ以外はほとんど期待できませんでした。辛い大会で沿道からの応援がないのは辛すぎです(/_;)


■完走はしたけどここ数年で最悪のタイム!フルマラソンするにはあまりに酷



とりあえず無事にゴールはしましたし、あまりに暑くペースが上がらなかったおかげで、肉体的には疲労はありませんでした。しかし、暑さと折り返しばかりでめげるコース設定に、精神的にはヨレヨレ。42.195kmで楽しいと思った区間が1mもありませんでした。序盤は伊良部大橋のアップダウンと暴風に苦しめられ、中盤は来間島までの単純な折り返しコースに萎え、終盤のゴールまではひたすら上り坂。期待したエイドステーションもあまり充実していなかったし、何より沿道からの応援が少なくてモチベーションが上がりませんでした。そしてタイムもそこそこマジメに走った割には、ここ数年で最悪。

マラソンはやっぱり「気持ち」が乗らないとタイムが出ませんし、疲労も色濃く残りますね。「病は気から」じゃないけど、「マラソンも気持ちから」というのが身にしみて分かりました。そういう意味でヨロンマラソンは気持ちが乗るからキツイコースでもいいタイムが出るのかな-。でもゴール後に振る舞われた宮古そば?(単なる沖縄そば)は身体にしみましたね-。まぁ暑い中での熱いそばはどうかと思いますが、それでもゴール後は飲物しかない大会が多いので、こういうところは助かります。


■レースは散々だったけど完走パーティは史上最高?



ちなみに宮古島マラソンのフルの参加費は5000円、ハーフは4000円と、昨今の参加費高騰の中でまだ5000円以下を守っています。まぁ離島の大会ですし、交通規制もそんなに強くかかりませんからね。しかも宮古島マラソンのこの費用の中には「完走パーティでの飲食」も含まれているので、この金額は逆に猛烈に安いです。

なにせ完走パーティは宴会や催しものはもちろんのこと、飲食は全て「放題」。食べ物もいろいろあって取り放題ですし(でもすぐに品切れになるけど)、飲物に関しては泡盛からビール、ソフトドリンクまで飲み放題!今まで様々な離島のマラソンに参加し、完走パーティにも参加しましたが、ここまで大盤振る舞いな大会も珍しいです。何より参加費込みってのが大きい!前夜祭と後夜祭が楽しいヨロンマラソンでも、前夜祭は2000円とられますし、後夜祭は飲食は自腹ですからね。そういう意味で宮古島マラソンのこの参加費は猛烈に安いです!ちなみに10kmの部門は参加費3500円ですが完走パーティ代は含まれていません。そういう意味ではハーフが一番費用対効果が高いかもね(笑)。

飲み放題はさすがにマラソン直後なのでそれほど飲みまくる人はいませんが、食べ放題はみなさん大変空腹だったようで、あっという間に用意したものが無くなりましたね。もちろん追加はありませんので早い者勝ち。私は早めに食べることに専念し、後半は飲む方に専念したので無事に満喫できました。マラソンそのものは史上最高(最悪)にキツイものでしたが、完走パーティはとても最高でしたね。ただ体育館での開催だったので、座る場所は「床」。マラソン後だけあって立ち上がるのが非常にきつかったです。今回は踊りも控えて傍観者に徹していました^^ゞ


■宮古島マラソンのおすすめは費用対効果の高い「ハーフ」かな?

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宮古島マラソンのフルはもう勘弁です(笑)。伊良部大橋を往復するのも辛いですが、何よりその後の来間島まで単調な往復コースがとにかくきつかった。でも完走パーティは最高レベルだったので、そういう意味では宮古島マラソンは費用対効果も高い「ハーフ」がおすすめかな?ハーフは伊良部大橋を往復するだけのコースなので、いい記念にもなると思いますし、何より完走パーティの飲みホ食べホ付きなのが最高です。ちなみに大会翌日も伊良部大橋を「自力」で渡りました。といっても散歩しただけでしたし、そもそもマラソンを本気で走っていないので、体力的にも問題ありませんし、天気に恵まれたので景色も楽しめましたからね。あと完走メダルは何処にでもありそうな金属製のもの。少々味気ない。同じものを何階も使い回しできそうな感じでした。

総合的に見ると宮古島マラソンは完走パーティはいいけど、コースがあまり良くないので、リピの可能性は低めかな?何より気になったのが沿道からの応援があまりなかったこと。しかも道行く車も普段通り生活していて、マラソン大会は見て見ぬふり。島が一体となって開催している感じはありませんでした。その雰囲気が走っていてヒシヒシと分かったので、ちょっと寂しかったです。

離島での大会は島が一体となって盛り上がってくれると、ホントに走る力にもなるんですけどね-。宮古島ではやっぱりトライアスロンや1月開催のワイドーマラソン(100kmマラソン)の方が歴史も長いですし認知度も高いですからね。何より10月の沖縄はまだ夏シーズンなので、マラソンよりもマリン関連の方が重要。個人的にも開催時期を冬にしてくれれば参加してもいいと思いますが、夏の10月だとリピはなしかな?って感じでした。石垣島が1月で、ヨロンマラソンが3月なので、2月に開催してくれると嬉しいんですけどね。まぁ2月は沖縄本島で「おきなわマラソン」がありますし、本土では「東京マラソン」もありますけどね。

とにもかくにも10月中旬の開催はあまりに無理がありますね。ハーフだけならまだしもフルまでやるには暑すぎです。ちなみに100kmのワイドーマラソンは1月開催。しかも伊良部大橋も来間大橋も池間大橋も渡るらしいです。もちろん距離はフルマラソンの2.5倍弱の「100km」ですけどねw

そういう意味でも宮古島では「ハーフマラソン」がおすすめかな?

宮古島マラソンコースを紹介した旅コラム
宮古島マラソン公式HP
posted by 離島ドットコム管理人 at 09:24 | 大会:宮古/伊良部エリア

2010年07月07日

第一回エコアイランド宮古島マラソン

2010年10月31日(日)
すでに6月1日から申し込みが始まっていたんですね。一応応募締め切りは8月31日までできますが、私個人としては参加する意志はありません。だってあのコースじゃ・・・。

せっかくの離島の大会なのに最初から最後まで海が全く望めないコース設定。やっぱりトライアスロンのランのコース「そのまんま!」って感じでした。しかも海が望めないだけではなく景勝地すら望めないし延々普通の「道」を走るだけ。加えて期待していたハーフのコースもそのトライアスロンのコースを利用するだけの芸の無さ。加えてハーフは大半が市街地を走るコースなので、はっきり言って面白みがほとんど無いコース。しかも開催時期が10月末だとまだ夏シーズンなのでかなり暑いし、ハーフならまだ市街地が多いので応援が多いと思うのでがんばれますが、フルは大半が郊外の道で集落もあまり無いので応援もすくないかも?

景色は望めない、応援はあまり期待できない、しかも暑い・・・

せっかくの宮古島でのマラソン大会なのにこれじゃね〜。いくら運営側ががんばっても宮古島の良さを運営だけでアピールするのは難しいと思います。マラソンははっきり言って「コースの満足度」がとても重要だと思いますので、現在の宮古島マラソンのコースでは正直なところ満足度はとても低いコースだと思います。

東京マラソンだって走るコースに浅草やお台場などを配することによって満足度をあげていますし、NAHAマラソンも国際通りや平和祈念公園を走れたりするメリットがありますからね。なのに宮古島マラソンは海は最初から最後まで望めず、しかも景勝地や観光地もほとんど経由しないコース設定・・・

このコースのままだと私個人としても参加する意志はないですし、正直なところ最初はいいけどリピーターはそんなに多くないんじゃないかな?マラソン大会はこの「リピーター」が重要で、特に離島などアクセスしにくいところではなおさら。そのため、コース設定にはもっと検討して欲しかった次第です。安直にトライアスロンのランコースをそのまま使うのではなく・・・。

宮古島マラソンの詳細情報
posted by 離島ドットコム管理人 at 11:45 | 大会:宮古/伊良部エリア

2007年01月14日

第17回 宮古島100kmワイドーマラソン(未参加)

宮古島ワイドーマラソンコースは100キロ、50キロ、ハーフ(21キロ)の計3コースあります。中でも100kmマラソンは過酷なことで有名。上野村をスタートして宮古島を丸々1周するマラソンです。どうせ参加するなら50kmとか21kmとかではなく100kmに参加して、自分の足で宮古島を一周してみたいものです。
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■第17回 宮古島100kmワイドーマラソン 大会データ
【日時】2007年1月14日(日曜日)午前5時スタート(100km)
【種別】100km/50km/21km
【制限】14時間/7時間/4時間
【参加料】15000円/8000円/3000円
【申込】2006年12月6日(水曜日)まで
posted by 離島ドットコム管理人 at 05:00 | 大会:宮古/伊良部エリア