ページの先頭へ△
スポンサードリンク

2019年08月24日

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km無事完走!FUJI5LAKES

生まれて初めて参加したマラソン大会は「21.0975km/ハーフマラソン」。その次が南国・与論島での「42.195km/フルマラソン」でした。でも、42.195kmを超えるいわゆる「ウルトラマラソン」はあまり興味がなく、参加しようと思ったことすらありませんでした。でも「走ったららネタになる」と思う大会があり、ついにウルトラマラソンにチャレンジ。その大会とは島を丸々一周する「宮古島100kmワイドーマラソン」。あの宮古島を自分の脚で一周、ネタになりますよね。そして無事に完走できました(レポートはこちら


ウルトラをやり始めたら、本来なら同じ100kmでも最高峰の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」や「四万十川ウルトラマラソン 」にエントリーするところでしょうが、“島一周”のような明確な目的がないので、2つともあまり興味なし。しかし宮古島一周のような明確な目的があるウルトラマラソン大会を発見!


「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」


3つの湖を巡る「3LAKES/71km」、4つの湖を巡る「4LAKES/100km」、5つの湖を巡る「5LAKES/118km」がありますが、迷わず富士五湖全てをめぐる「5LAKES」を選択。100kmからさらに長い118kmへステップアップした次第です。エントリーからレース当日、そしてアフターまで詳しく「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」レポートいたします。しかも118kmのレースでは、カメラを持ちながら走ったので、生のレース中の光景も!?4月開催の大会だけあって桜が最高でした。もちろん富士山の絶景もいっぱい!!お楽しみくださいませ。


fuji5lakes2019.jpg




目次



|<<前へ|次へ>>

【エントリー】最後のガチなマラソン挑戦「FUJI5LAKES」

毎年4月に富士五湖で開催される「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」。通称「5LAKES」と呼ばれる、ウルトラマラソンでも人気の大会です。自らの脚で富士五湖を巡るのはもちろんのこと、4月開催ということで沖縄では望めないソメイヨシノの桜を見ることができますし、何より富士五湖からの富士山絶景を楽しめる!それがエントリーの理由なのでした。


さらにこの大会、人生最後にガチで走る大会ならこれ!って思っていた次第です。そもそもタイムを目標とするフルマラソンは2015年の「横浜マラソン」で引退。残るは距離を目標とする大会のみで、この「5LAKES」の118kmを考えていました。そしてスケジュール的にも調整できたので、エントリー開始とともに申し込んだ次第です。ちなみにエントリーは4月開催なら前年の11月から。先着順ですが、距離が距離だけにすぐに定員いっぱいになることはほとんどありません。


「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」の3LAKESも4LAKESも、そして5LAKESもスタート&ゴールは、富士吉田市の富士スバルライン入口近く「富士北麓公園陸上競技場」。会場には駐車場も用意されているので、マイカーでの参加も可能です。でも富士急トラベルで宿予約すれば、ホテルから会場まで無料送迎。なにせ118kmだとスタートが「午前4時」。送迎なら楽々です。


でも私の場合、それ以上に大変だったのは「沖縄からの移動」。しかもLCC利用だったので「那覇→成田→東京→富士吉田」の移動に丸1日かかっちゃいました。正直、118km走るよりこの「沖縄からの移動」の方が疲れました。しかも「飛行機2時間半」「空港バス1時間半」「高速バス1時間半」の合計「5時間」も椅子に座りっぱなし。宿に到着した時には完全に全身血行不良で足がつる始末。まぁそれを見越して大会2日前に現地入りしたので、どうにか1日身体を休めることができましたけどね。



<<前へ次へ>>

【ビフォー】走りより景色!コースが楽しい「FUJI5LAKES」

現地到着は大会2日前の夕方。大会まで中1日あるので、どうにか身体を休めることができます。何より沖縄とは全く違う「高地」という環境に慣れる必要がありますからね。しかし現地についてびっくり。てっきり寒いと思っていた現地の気候、沖縄と全く変わらない気候でした。それでも朝晩は冷え込むので、夕時に富士山が望める温泉へ。滞っていた血行を促した次第です。


翌朝。大会前日。実験的にスタート時間と同じ時間に起きて空気感を確認。気温「5度」。さすがに朝晩は沖縄より寒いです。でも日中はとても温暖で、この時期の沖縄とほぼ同じ。大会前日のこの日は、沖縄では望めない「ソメイヨシノの桜」を見に行くことに。4月中旬だと微妙かな?って思いましたが、なんと満開。天気も桜も最高でした。


そしてもう1つのお目当ては「富士山」。天気にも恵まれ、ばっちり望めました。そもそも大会も富士山を見ながら走ることができるらしいので、大会ではカメラ片手に118kmを楽しんできたいと思います。ただ山の天気は変わりやすいので、大会当日の天気がどうなるかわかりませんが・・・


桜に富士山と来れば残るは「グルメ」。富士吉田といえばやっぱり「ホウトウ」。宿の近くに地元に人気のお店があったので行ってみました。店の周りの桜も満開で最高でしたが・・・週末にもかからず「臨時休業」。アンビリバボー!仕方なく向かいのスーパーのフードコートで、沖縄にもある「丸亀製麺」へ。まぁホウトウもウドンも同じようなものなので・・・


ちなみにグルメ的には不満足でしたが、この1日のおかげで体調は無事に回復。前日の移動の疲れもすっかりとれました。しかしこの日は早めに就寝。なにせ翌日のスタートが「午前4時」。宿からの送迎が「午前3時出発」。なので大会当日は「午前2時起床」。午後8時には就寝いたしました^^ゞ



<<前へ次へ>>

【スタート】富士北麓公園を午前4時!118kmは15時間以内

大会当日。無事に午前2時起床。食事とストレッチを済まし、レース前で最も重要なトイレチャレンジ(笑)。しかし出ない。10分以上粘りましたが全然出ませんでした。まぁ100kmを超えるウルトラマラソンの場合、レース途中でトイレへ行くのは当たり前のことですが、出来れば出したかったけどこればかりはどうしようもありません。不安を残しつつも午前3時。送迎バスでスタート地点となる北麓公園へと向かいました。


スタート地点到着はスタート30分前。ここでも便意がなかったので、仕方なくそのままスタートすることとします。本来はこのスタート地点から富士山も望めるらしいですが、午前3時台だとさすがに真っ暗。日の出は午前5時半ぐらいなので、最初の1時間半は真っ暗な中を走ることになります。まぁライトを持って走る人も多いので、コバンザメのように着いていけば、自前のライトが無くてもOKです(笑)。


スタート直前の気温「4度」。ここ数日で最も寒いらしいです。でも日中の気温は、この時期の沖縄並みの20度前後。難敵は「寒さ」よりも「気温差」のようです。はたしてその影響、あったか否か!?


スタートは時差式。5lakes/118kmは「4:00」「4:15」2ウェーブ/各500名前後、4lakes/100kmは「4:30」「4:45」「5:00」の3ウェーブ/各700名前後、3lakes/71kmは「7:00」の1ウェーブ/1000名前後でのスタートとなります。4000名もの猛者が富士五湖を駆け抜けます。ちなみに私は午前4時スタートでしたが、初参加の新参者なので気楽に最後尾から走り始めました。ちなみにゴールもこの競技場です。





<<前へ次へ>>

【1LAKE/山中湖】逆さ富士を見ながら湖畔を走るコース

スタートから1時間はまさに真っ暗。でもライトを持っている人についていけば間違いないので、暗くてもコースを間違えることはありません。しかし・・・先行集団がコースを間違ってしまいました。最後尾からスタートした私は、先行したランナーがコースに戻ってくるタイミングだったので、ぎりぎりセーフ。そうこうしているうちに「1LAKE/山中湖」到着。天気良好で風もなく穏やかな陽気。しかも湖に着くや否や朝日が昇り、気持ちよく最初の湖を走れた次第です。


山中湖は西端から反時計回りに湖畔を一周。その東端では、なんと「逆さ富士」が望めました。走りながらの横向き撮影だったので、わき腹がつりそうになりましたが、どうにかいい写真を撮ることができました。その後も湖の東端から西端までは、ずっと富士山が望めて最高でした。


スタートから山中湖までは約13km。山中湖一周も約13kmなので、最初の湖を走り切ると約26km。まだまだ118kmの「1/4」にも至りません(笑)。しかもこの山中湖のあとは、なんとスタート地点近くまで戻ります。しかもスタートは山の上なので、延々上り。もちろん最後のゴールも山の上なのでラストも延々上りです。


山中湖からスタート地点へ戻る間は、上りですが富士山に向かいながら走る感じ。スタート地点近くまで戻ると、そこから先は「2LAKES/河口湖」まで一気に下ります。しかしその下りはじめた直後、お腹がゴロゴロ。スタートから3時間経過し、ここにきて便意が・・・。幸い、すぐ近くに公衆トイレがあり難は逃れましたが、はたしてこの先どうなることやら・・・



<<前へ次へ>>

【2LAKES/河口湖】満開の桜に富士山!絶景過ぎるコース

トイレの後は快調に河口湖へ。しかしここでウルトラマラソンならではの難敵「信号待ち」。ウルトラマラソンは距離が長いだけに、ほとんどの大会では交通規制無し。信号があれば待たざるを得ません。しかも河口湖までの道は信号だらけ。さらに1個引っかかるとその後全部引っかかるというタイミングの悪さ。そのタイミングを知らない私は、6つの信号のうち4つも信号待ち。もちろんその間のタイムもカウントされますので待ち損です。どうにか信号だらけの町中を抜け、河口湖大橋へ。


ちなみに河口湖は大橋の東側は走らず、西側のみを走ります。でもその西側には大会前日も足を運んだ桜の名所が多く、コース近くも桜がとてもきれいでした。


さらに河口湖後半では「桜と富士山」のコラボも!?ただ、これも走りながらの横向き撮影だったので、腹筋がつりそうになりましたけどね(笑)。そして河口湖をクリアすると、次は「3LAKES/西湖」。ちなみに118kmのコースでは、この河口湖が標高差のボトム。ここから先は上り坂が多くなります。



<<前へ次へ>>

【3LAKES/西湖】桜と富士山コスがお出迎え!楽しい沿道

河口湖から次の湖までのつなぎの道は、強烈な上り坂。がんばって上りきると、そこには満開の桜がお出迎えの「3LAKES/西湖(さいこ)」到着。ちなみに5lakes/118kmと4lakes/100kmは西湖が3つ目ですが、3lakes/71kmは山中湖へは行きませんので、2つ目の湖になります。


西湖も湖畔の道を走りますが、湖と富士山との間に「紅葉台」という丘があり、湖畔のコースからは富士山を望むことができませんでした。しかし湖を抜けた先で、意外な富士山がお出迎え。まさかの富士山コスの私設エイドステーション(笑)。しかもその背後ではリアル富士山も!?この私設エイドがなければ、気づきませんでした。


西湖を抜けて4つ目の湖を目指します。その途中では、あの「樹海」こと「青木ヶ原」を望みながら走れます。しかも樹海に向かって下っていくので、気持ちよく走ることができました。目指すは「4LAKES/精進湖」です。



<<前へ次へ>>

【4LAKES/精進湖】富士山に笠雲!?絶景過ぎてコースアウト

青木ヶ原の先にあるのは「4LAKES/精進湖(しょうじこ)」。富士五湖で最も小さな湖です。歩道がなく、車道を走るのでちょっと怖かったです。ちなみに精進湖まででGPSでは約68km。残り50kmですが、もはや距離感覚がマヒ。フルマラソン以上も残っているのに、短く感じてしまいます(笑)。精進湖もまた桜が満開で、景色を楽しみながら走ることができました。


そして精進湖を半周し、展望台近くにあるエイドステーションへ。そこからは見えたのは、なんと「笠富士」。富士山の頂上に笠雲が綺麗にかかっており、さらに桜も満開という超絶景。あまりの絶景にコースアウト(遠回り)し、絶景ポイントへ。観光客と一緒に景色を楽しみました(笑)。GPSでは70km地点。残り48kmです。



<<前へ次へ>>

【5LAKES/本栖湖】5つ目は孤独との闘い!しかし湖はあと3つ?

ついに最後の「5LAKES/本栖湖」到着。しかしこの本栖湖を走るのは、この5LAKESコースのみ。ここから急にランナーが減り(1/4)、結果エイドステーションも激減。さらに湖に渡るために、逆歩道橋のような「アンダーパス」を通らされるので、猛烈なスロープと階段あり。75kmも走ってきた身体に、この階段やスロープは地獄です。もちろん行きもあれば、帰りもあります(88km地点)。


本栖湖は、ランナーも沿道の人も誰もいないのでとにかく「孤独」。さらに桜もなければ富士山もあまり見えず、肉体以上に精神的なダメージ大。一人で走ったら確実に心が折れます(笑)。ここでは他のランナーと一緒に走るのが無難です。


それでも本栖湖の対岸では、ようやく富士山が望めました。これで景色的にも5LAKESオールクリア。そしてこの富士山ポイントがスタート地点から最も遠い場所。あとはゴール地点へ戻るだけです。80km地点/残り38km。ランナー同士の合言葉は「残りフルマラソンw」でした^^ゞ



<<前へ次へ>>

【6LAKES】戻りの精進湖はテンションアップ!

「5LAKES/本栖湖」をクリアしても終わりではありません。実はあと3つの湖を走ります。往路で通った「4LAKES/精進湖」「3LAKES/西湖」「2LAKES/河口湖」の対岸を走ることになります。「5LAKES」ですが、実際は「8LAKES」だったのでした。でも「6LAKES/戻りの精進湖」では、他の4LAKESコースも3LAKESコースも合流するので、一気にランナー密度がアップ。孤独から解放されます。しかも往路のランナーともすれ違うので、お互い声を掛け合ってテンションアゲアゲ。ただ戻りの精進湖では湖畔の道が一切ないので、景色的には楽しめませんでした。



<<前へ次へ>>

【7LAKES】戻りの西湖で100km突破!しかし4回目のあれが・・・

精進湖のあとは青木ヶ原樹海の横を駆け抜け、「7LAKES/戻りの西湖」を目指します。そしてその途中では「富士山コス」の私設エイドにも寄って談笑。残り20kmです。そのあとは西湖の湖畔の道も走りますが、コースから富士山は望めませんでした。そもそもさすがに100km近くにもなると、景色を楽しむ余裕はなくなってきますね。


そして戻りの西湖のエイドステーション。ふとGPSを見るとちょうど「100.0km」!その瞬間を見ることができました。しかしGPSでは誤差はつきもので、実際の距離は「98.9km」。といっても100kmまで来ての1kmは「誤差わずか1%」なんですよね(笑)。しかしそれ以上にタイムでは誤差発生。それは「トイレタイムロス」。実は最初の便意(40km地点)以降、見事に20km毎にお腹がゴロゴロ。この100km地点でもトイレへ。ここまでで4回もトイレタイムロス。このパターンだと5回目はゴール前後と微妙なタイミング。



<<前へ次へ>>

【8LAKES】戻りの河口湖は記憶にございませんw

行きの「2LAKES/河口湖」は富士山や桜を楽しみながら走れたものの、戻りの「8LAKES/河口湖」はさすがにヘロヘロ。しかもここまでずっと無風だったのに、この戻りの河口湖だけは向かい風。湖畔の道なので風を遮るものがなく、かなりきつかったです。景色はそこそこよかったのですが見る余裕も撮影する余力もありませんでした。さらにお腹の調子は悪いし、もはやこの戻りの河口湖は記憶にございません(笑)。桜は綺麗だったと思います。



<<前へ次へ>>

【残り8km】まさかのアクシデント!しかも2つも!?

湖としては最後の河口湖を抜け、そこからはゴールまでひたすら上り坂。しかも最初は恐怖の信号だらけの河口湖市街。さすがに往路で痛い目に遭いましたので、復路はタイミングを読みながらペースを調整。帰りは2個だけ引っかかるだけで済みました。そして最後の信号をクリアした直後、110km地点まで来てまさかの「このレース最大のアクシデント」発生!


「転倒」


手をつく余裕なく顔面からアスファルトに落ちました!その原因は歩道の切り下げ段差(ここ)。車道から遠い壁側を走っていたのですが、壁側だけその段差が他より大きく、もろにその段差がある部分に着地してしまい、バランスを崩した次第です。GPSでは113km地点。実際は110km地点。残りわずか8kmでまさかの転倒とは!?


しかしウルトラマラソンのランナーって仲間意識がとても強く、周りのランナーが立ち止まってくれて介抱していただきました。中には大切な水をくれて傷口を洗ってくれたり、さらに絆創膏もいただき、その場で処置できました。幸い、出血はしたものの裂傷はなく、軽めの擦過傷と打撲のみ。なにせ以前、朝ランでの転倒では5針も縫う裂傷の経験もありましたからね。この時もそのことが頭によぎった次第です。


擦過傷も打撲も上半身のみで、脚などへの影響はなく、処置後は再スタートもできました。出血もすぐに止まり、118kmのレースの残り8kmでのリタイヤは避けられた次第です。しかもこの先は猛烈な上り坂だったので、必然的にペースダウンすることになるので、体への負担が軽くて済みました。ある意味、不幸中の幸いだったのかもしれませんね。しかし、その坂を上りきった残り3km地点、2つ目のアクシデント発生!


「GPS時計の電池切れ」


実はウルトラマラソンでは専用の電池が長持ちするGPS時計を使っていて、宮古島の100kmでもゴール後で50%の残量があり、118kmでも問題ないはずでした。それなのに何故?原因はすぐにわかりました。それは「トイレ(笑)」。トイレタイムロスではなく、トイレに入っている間にGPSが捕捉できなくなり、その間、電池を猛烈に消費していたから。レース中に4回もトイレに行き、お腹を下しているので1回あたりも長かったですしね・・・(苦笑)。残り3km。距離どころかタイムも確認できなくなった次第です。



<<前へ次へ>>

【残り2km】最後の最後で猛スパート!その理由とは!?

距離もタイムも確認できなくなった残り3km。幸い、同じスタート時間の5LAKESランナーと一緒に走れたので、距離も時間も確認することはできました。なにせ戻りの精進湖以降は4LAKESランナーも3LAKESランナーも一緒に走っているので、参加者が最も少ない5LAKESランナーは貴重です。残り2km。目標タイムまで残り10分。普通に走ればクリア可能な状態でした。しかーーーし、最後の最後の「信号」に、しかもフルに引っかかりました。富士スバルライン入口の超長い信号です。1分近くロス。残り8分。フルマラソンのサブスリーペース「キロ4分」で走らないと目標タイムに届きません!?


一緒に走っていた5LAKESランナーと「やりますか?」「やりましょう!」と会話。信号が変わるや否や猛スパート!とても116kmも走り切った人のペースとは思えないスピード。幸いにもその先は全て下り坂。もはや転倒の痛みも忘れるほどのハイペースでゴールを目指します。ただ自分では時間もペースも確認できませんので辛かったですが、その一緒に走ったランナーと一緒なら問題なし。その結果は!?



<<前へ次へ>>

【ゴール】ついに118km!明るい時間に無事ゴール!!

ゴールがある陸上競技場へ飛び込み、大会側の時計を見ると目標タイムまで残り1分。幸いにもトラックは周回せず、そのままゴールするだけだったので、無事に目標タイムをクリアしてゴール!ついに118kmを完走です!!最後の2kmは無我夢中で走ったので、転倒の痛みもお腹の不調も全て吹き飛んだ感じでした。しかしゴール後に自分の顔を触ると、ものすごい腫れあがっていてびっくり。


でもゴール後はやっぱりトイレへ直行(笑)。やっぱり20km毎に来ました。5回目です。正直なところ、118kmの疲れよりも、転倒の痛みよりも、このお腹の調子の悪さが最もきつかったです。おかげで完走者に振舞われる「吉田うどん」も食べることができず。実はレース中もお腹の調子がずっと悪く、水分以外の補給が一切できなかったのです。自前のチョコレートでどうにかエネルギー補給はできたものの、戻りの河口湖以降はエネルギー不足が顕著でした。ウルトラマラソンって、身体より内臓の強さが物を言うっていいますが、まさにその通りの結果なのでした(汗)。





<<前へ次へ>>

【118km結果】目標タイムクリアもトイレ×4回+1回も記録的w

最後に一緒に猛ダッシュしたランナーに撮ってもらったゴール直後の写真。モザイクがかかっていますが、顔の半分が腫れていました(汗)。目標タイムはクリアしたものの、レース中にトイレ4回、そしてゴール直後に1回と、こちらも記録的(笑)。何より富士五湖、富士山、桜と、景色を大満喫できたので、レース自体は大満足です。


そしてこれが118km完走の証。メダルと完走証です。まさに光り輝いています。ちなみにこの写真はゴール後の「東京の宿」で撮ったもの。そこに至るまで、もう一つのレースがあった次第です(笑)



<<前へ次へ>>

【アフター0】本当のゴールは+118km?延長戦へ

実はゴール後の宿泊先は「東京」。つまり走り終わっても、東京まで戻らなければなりません。帰りの高速バスは予約済ですが、その高速バスに乗り継ぐための送迎バスは1時間に1本しか出ていません。つまりその送迎バスに乗り遅れると、帰れないという訳です。つまり、目標タイムをクリアできなかったら、東京にも戻れなかったんです!!まぁいざとなればタクシーで乗り継げますが5000円もかかるらしいです(送迎なら無料)。


ちなみにゴールから東京の宿までは、送迎バスと高速バスを合わせてちょうど「118km」。嘘のようなホントの話。ちなみに帰りをバスにしたのは、乗り換えなどでの歩行が要らないから。駅の階段はさすがに無理です(笑)。しかし帰りのバスは、日曜夜だけあって高速道路は大渋滞。行きの倍かかりました。気になるお腹の調子も、5回目のトイレ以降はどうにか回復。最悪の結果を招くことなく、無事に東京の宿に着いた次第です(苦笑)。



<<前へ次へ>>

【アフター1】翌日は意外と歩ける!しかし中身は・・・

ゴール直後は歩行も困難なほどヤバかったですが、一晩寝ると意外と回復。階段などの段差は辛いですが、平面移動だけなら普通に歩けました。しかし問題は中身。お腹。実はゴール後、寝るまで何も食べることができませんでした。さすがにこのままではヤバイと思い、レース翌日はとにかく「栄養補給」!。高カロリー高糖質。食べたいものを食べてきました!


「エッグスンシングスのパンケーキ(笑)」。沖縄では食べることができませんし、もともと今回の滞在で食べる予定でした。しかも消化にも良さげだし、カロリーも申し分なく高い(笑)。しかし、いつもはペロリと食べ切るものの、まだまだおなかの調子が悪く、半分ほど食べたところで手が止まりました。初めてじゃないかな?エッグスンで手が止まったのは(笑)。それでも食べねば身体がもたないと思い、最後まで食べ切った次第です^^ゞ



<<前へ次へ>>

【アフター2】無事に沖縄戻り!沖縄で118kmだと・・・

レース翌日は東京で休養。2日後は沖縄へ戻る日で、階段もどうにか上り下りもできるように回復。帰りもLCCなので、駅や搭乗などで階段もありますが、無事に搭乗までこぎつけました。LCCも定刻通りに出発。無事に沖縄に戻ることができた次第です。さすがにいつもは那覇空港から自宅までは歩くものの、今回は路線バスで移動した次第です^^ゞちなみに沖縄で「118km」といえば「那覇空港から辺戸岬まで」。絶対に走って行きたくないですけどねw(でも那覇〜名護は練習で何度か走りましたがww)。



<<前へ次へ>>

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km まとめ

初の100km超のウルトラマラソン「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」無事に終わりました。最後の転倒は本気でヤバかったですが、顔面の腫れも翌朝には収まり、他の怪我もすぐに治りました。ただ問題はやっぱりお腹。沖縄に戻ってからもまともな食事ができず、便通は3日間無し。まぁレース中に5回もすれば、お腹の中のものを全て出し切ったってことでしょうね(笑)。何より、満開のソメイヨシノは望めましたし、富士山もくっきり望めましたので、満足度は今までで最高レベルのマラソン大会だったかも?


特に富士山はホントに綺麗でした。そもそも富士山って、その姿をくっきりと望めることって、意外と難しいんです。真冬ならくっきりと望める機会は多いものの猛烈に寒いし、夏場は日中だと雲がかかることが多いんですよね。さらに春や秋にもなると雲がかかることが多いものの、今回はレース前もレース中も、綺麗な富士山を望めた次第です。山がない沖縄に住むと、富士山は憧れですからね〜。



さらに沖縄では望めない「ソメイヨシノ」も、タイミングばっちりで満開。桜吹雪も楽しめましたし、さらに富士山とのコラボも望めました。沖縄の色鮮やかな「カンヒザクラ」もいいですが、やっぱり桜と言えば「ソメイヨシノ」。最高でした。


毎年ソメイヨシノが咲き誇る4月に開催される「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」ですが、次はなんと10月開催!でも秋の開催はあくまでテストで、本大会は4月のままだそうです。そもそも10月開催の大会だと、1年で最も暑い8月には走りこまないとならないので、基本的に長い距離の大会は調整できません。沖縄でも久米島マラソンや宮古島マラソンは10月や11月開催ですが、あれも無謀な時期なんですよね。まして118kmともなれば・・・テスト1回のみで終わりそうな予感がします(笑)。


ってことで次は「2020年4月」開催だと思います。申し込み2019年11月からだと思いますので、ご興味のある方はぜひ(笑)





<<前へ|次へ>>|

【総括とこれから】

ガチで走るマラソン大会はこの「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」が個人的にはラスト。また118km以上の大会は全く興味ありませんし、トレイルも決められた山道を走るのは好きになれないので、参加する気はありません。今後は離島の大会のような、開催1ヶ月前でもエントリーできる緩い大会のみの予定。まだ走っていない離島の大会は、「やまねこマラソン」「伊良部島マラソン」「伊江島一周マラソン」ぐらいかな?


ただし、心残りの大会が1つだけあります。もちろんここではまだ内緒。今はまだ誰も知らない物語(大会)w



今まで参加したマラソン大会(順不同/漏れありw)

  • 与那国島一周マラソン
  • 石垣島マラソン
  • たらま島一周マラソン
  • 宮古島100kmワイドーマラソン
  • 宮古島マラソン
  • 久米島マラソン
  • とかしきマラソン
  • NAHAマラソン
  • 尚巴志ハーフマラソン
  • あやはし海中ロードレース
  • ヨロンマラソン
  • 加計呂麻島ハーフマラソン
  • 神戸マラソン
  • 越後湯沢秋桜ハーフマラソン
  • 軽井沢ハーフマラソン
  • 富士吉田火祭りロードレース
  • 山中湖ロードレース
  • チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
  • 東京マラソン
  • 新宿シティハーフマラソン
  • 川崎国際多摩川マラソン
  • 横浜マラソン
  • 湘南国際マラソン
  • 東日本国際親善マラソン
  • 青梅マラソン
  • 千葉マリンマラソン
  • 彩湖ウルトラマラソン
  • 仙台国際ハーフマラソン

posted by 離島ドットコム管理人 at 11:17 | 大会:その他エリア