最近はもう参加しなくなったNAHAマラソンですが、なんと今年から人数制限が設けられるらしいです。今まで募集人数は設定していたものの、なし崩し的に参加者を増やしてきました、今年からは制限を設けて定員を超えたら締め切ってしまうそうです。
募集人数は25000人。
去年の大会は応募が33000人で実際に出走したのが3万人。しかし完走はわずか2万人。沖縄のみならず全国的にもこの完走率の悪さが有名な大会。毎年完走率が70%を切っていますからね。あの東京マラソンなんかは90%以上ですからね(今年は95%でその前は97%と高水準)。参加人数は同じぐらいなのに、この完走率の違い・・・。
そうです。参加する人のモチベーションの差です。
NAHAマラソンの場合は「参加することに意義あり」という感じの人が多いようで、結果スタート序盤は目立ちたいだけでものすごいハイペースで入ってすぐにバテてそのまま完走できないといったランナーが多く感じます。おかげでスタートも申告タイム順に並ぶはずなのにそれを無視して大きなナンバーの人が目立ちたいだけで前の方に来て邪魔になるし、中には虚偽のタイムを申告して目立とうとする人もいます。ゼッケンナンバーが早いタイムのものなのにとても遅いランナーも多く見受けるのがこのNAHAマラソン。
そういうモチベーションのランナーが多いのもあって参加するのを止めてしまった次第です。
加えて今年から参加費が1000円も値上がり。今まで4500円だったものが5500円になるらしいです。高っ・・・。そりゃ東京マラソンに比べれば安いですが、人数が制限されて運営も少しは楽になるはずなのにこの値上げは解せないですね。スタッフ増員とか安全対策のためとはいいますが、それって今までもやっていたことでしょう?この1000円アップの意味は何?単に定員を絞ったからその減少分を補いたいだけでは?と思わざるを得ません。しかも面白いのが去年の「エントリー人数×参加費」と今年の「定員×参加費」がほぼイコール。
単に机上の調整じゃん。
この値上げが参加者減少につながらないといいんですけどね。もしかして25000人の定員に届かなかったりして・・・。まぁ昨今のマラソンブームで大会を求めて本土の人も多く参加するのでそれは無いかと思いますが、沖縄からの参加はかなり減るかもしれません。
ちなみにエントリーは2010年8月2日から31日までの間。RUNNETなどでもエントリーできると思います。
私は今年も参加せず、もしかする見に行くこともしないかも?まぁスタート&ゴールが自宅の近くなのでスタートぐらいなら見に行ってもいいですが、逆にそのマラソンのために那覇市街は大規模な交通規制がひかれるので、生活に支障が出る方が問題。でも実際のところは交通規制よりもこのマラソンに参加した人たちへの迎えの車による大渋滞。沖縄の場合は処構わず路上駐車しますので、このNAHAマラソン当日の渋滞はしゃれにならないレベルです。正直なところ、マラソンに参加しなくてもこの2010年12月5日は那覇市街から避難した方がいいと思います。あまりの渋滞のひどさにバイクでの移動もままなりませんので。もちろん歩道も大混雑で歩くこともままならないレベル。
マラソンに興味がない方は12月5日は那覇市街から避難することをお勧めします(もしくはモノレール移動)。
<NAHAマラソン2010の定員制と値上げのニュース>
【大会:那覇/南部エリアの最新記事】