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2020年07月17日

NAHAマラソン2020「中止」決定!しかし建前は「延期」?

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予想通りですが、2020年12月の「NAHAマラソン2020」は中止になりました。そもそもマラソン大会はどうやっても「密」になるので、沖縄だけではなくどこで開催しても今の状況では問題ありすぎですよね。さらにNAHAマラソンは本土からの参加者が多いので、無理に開催したら沖縄にウイルス持ち込みまくられる可能性さえあります。なのでNAHAマラソンの中止は「必然」だと思います。

しかし公式には「NAHAマラソン延期」とうたっています。どう見ても中止なのになんで延期?

単に連続参加している人を配慮しての話だけらしいです。別に中止でも連続記録だけは継続にすればいいだけじゃん・・・(本土の大会の多くはその方向で中止にしています)。

下手に「延期」なんて言葉を使うと、年数と回数にズレが生じ、いろいろ問題があると思いますけどね。偶数年(2020年)は偶数回(第36回)が根本的にズレちゃいますし、何年前の大会ということが第何回からでは判断できなくなってしまいます。その年に開催できなければ「中止」とするのが筋だと思いますが、なんなんでしょうね。そもそも連続参加したところでなんの意味が・・・

まぁ個人的にNAHAマラソンはもう二度と参加しませんが・・・
(ランナーマナーが悪すぎて大規模大会完走率全国ワースト)

ちなみにNAHAマラソンの1ヶ月前に沖縄本島南部で開催の「尚巴志ハーフマラソン」も、訳の分からない1年延期扱いです。中止でいいのにね。そもそも来年もホントに開催できる保証はありませんし、中止にした方がいろいろな面で簡単なのにね・・・


そして気になるのは既に「中止」になった「東京マラソン2020」。当選者は東京マラソン2021にそのままスライド参加できますが、この半年の状況からすると、2021年もまともに開催できない気がしてなりません。となるとまたもう1年スライド?それとも2年連続中止?

実業団レベルの本格的なマラソン大会なら、参加者も少ないですしランナーが密になってもたかが知れていますが、市民マラソン大会だとスタート前やスタート直後は「濃密」。レース中も特にタイムが遅いランナーになればなるほど密度が高い状態が延々何時間も続きます。

もはや今までのマラソン大会の開催方法では、今後は不可能では?

そもそも最近のマラソン大会は、経済振興のためだけに規模を追い求める大会ばかりでうんざり。今後は人数を絞って、本気で「走りたい」人だけが参加できるシステムにしたいものですね。

具体的には過去に一度でも参加した人は対象外にするとか(連続参加なんてバカらしいこだわりもなくなります)、参加費を10倍以上にして「なんちゃってエントリー」を無くすとか(NAHAマラソンはこの輩が多くて迷惑)、一斉スタートを止めベストタイム順の完全ウェーブスタートにするとか(NAHAマラソンは虚偽申告で遅いくせに前からスタートする輩が多すぎて迷惑)、やり方はいろいろあると思います。


posted by 離島ドットコム管理人 at 14:39 | 大会:那覇/南部エリア

2020年06月19日

「エコアイランド宮古島マラソン」廃止はコロナでほぼ決定的?

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正直、二度と参加したくない沖縄のマラソン大会の1つにもなっている「エコアイランド宮古島マラソン」。その理由は10月末〜11月初旬という猛烈に暑い時期に、ハーフマラソンではなくフルマラソンを開催するという、選手の健康を一切考えていない日程だから。大会当日の暑さはもちろんのこと、フルマラソンをまともに走るためのトレーニングを、その前の8〜10月にしなければならないことから、沖縄でも「最悪な大会」の中に入っている次第です。ちなみに同じ時期に開催の「久米島マラソン」も二度と参加したくない大会です。どちらも「一度だけ」参加したものの・・・

命の危険を感じるフルマラソンでした

現に、久米島マラソンのあとは体調を崩して1週間寝込む始末でしたし、宮古島マラソンではレース中にブラックアウトを起こす寸前となった次第です。タダでも二度とこの2つのマラソン大会には参加したくありません(死にたくありません)。

そんな常軌を逸した時期に開催される2つの離島のマラソン大会ですが、2020年の久米島マラソンについてはコロナウイルスの影響で既に中止が決定。そして宮古島マラソンについては、既に去年の大会直後に「大会そのものの廃止」を検討。そこにコロナウイルスの影響も加われば、2020年の大会の中止は確定的で、さらに廃止論も一気に加速。

既に大会HPは閉鎖されています…

コロナで「エコアイランド宮古島マラソン」廃止はほぼ決定的って感じですね。理由は「人手不足」や「交通規制の問題」と言いますが、大会運営そのものが沖縄のマラソン大会でも最低レベル。開催時期は最悪だしコースはコロコロ変わるし猛烈に暑い時期に開催にも関わらず給水できるエイドステーションが後半に全く無いし無理矢理コースに組み込んだ伊良部大橋は日影がないし横風で地獄だし橋の上だからエイドもないし、本気で今まで参加した全てのフルマラソン大会の中で・・・

ダントツで「ワーストなマラソン大会」

ある意味、コロナのおかげでスムーズに廃止できて結果オーライかもしれませんね(まだ廃止決定は出ていませんが)。


ちなみにNAHAマラソンは、まだ開催可否の決定は出ていませんが、既に2020年大会告知も本来なら5月にあるものの夏以降に延期。そして今の状況では沖縄県内での感染者は出ていなくても、本土からの参加者が多い大会だけに、NAHAマラソンの開催はどう考えても無理。そもそも沖縄だけではなく、全国的に何万人大会はもちろんのこと、何千人大会でも「密」なしで大会を運営するのは不可能です。

開催可能なのは数百人レベルのローカル大会のみ?

そーいえば一昨年参加した「多良間島マラソン」は全競技で参加者300人未満で、スタート時も全く密にならなかったな〜。レース中も密になることもなければ、沿道からの応援も少ないので、走る方も島の人も安心ですね。ただ他のエリアからの参加者は、島の人にとってはリスクでしかないので、離島の大会の場合は「島の人限定」での大会開催が一番無難かな?

ちなみに個人的に2回参加した「宮古島100kmワイドーマラソン」も全距離で参加者1000人未満。しかもコースが100kmと長いので、レース中に密になることはありません。そもそもウルトラマラソンは先が長いので、我先にスタートするランナーは皆無で、スタート時も密になりません。宮古島はワイドーマラソンだけ残して、エコアイランドは廃止が順当かもしれません。


そして気になるのは来年の東京マラソン。既に今年の大会が中止になって当選者は来年に持越になったものの、このままだと来年も厳しそう。何万人・何千人規模のマラソン大会で「密」を回避することは不可能なので、今後のマラソン大会は沖縄だけではなく全国的に「根本的な改革」が必要になりそうですね。

  • #一斉スタートを止めて完全ウェーブスタート(過去のタイム順)
  • #参加者を地元民のみに絞る(同一都道府県在住者限定)
  • #参加できる公認大会数を限定する(年間1競技1大会のみとか)
  • #制限時間を厳しくして参加者を絞る(遅いランナーが密になりやすい)

などなど

個人的には2019年4月の「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」を最後に、エントリーして参加するマラソン大会からは引退したので、今のところエントリーして中止になった大会もないですし、今後もエントリーする気は無いので影響皆無なんですけどね・・・(日々のランニングはしていますが人が居ない早朝に人が居ない場所限定)




posted by 離島ドットコム管理人 at 10:36 | 大会:宮古/伊良部エリア

2020年05月24日

与儀公園---海中道路 約70km

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那覇から海中道路まで走って往復する70kmコース。ウルトラマラソン用のコースなので、おすすめ度は最低レベルです(笑)。でも100kmマラソンの調整には最適な距離で、幹線道路メインなのでコンビニも山ほどあり、補給やトイレにも事欠きません。さらにどの道にも広い歩道があって、往復70kmの長丁場も意外と快適に走ることができます。バイパス的な道路が多いので信号も比較的少なめです。

また往復70kmという長丁場ながらも、迷いにくいコース設定なので初めてでも安心です。途中に普天間宮があったり、勝連城跡があったり、そして折り返し地点が海中道路と言うことで見所も満載。長い距離をトレーニングする場合、途中で楽しめるスポットをコースに入れると、走る以外の楽しみもできてモチベーションが上がります。

ただ往路も復路も中盤の「伊佐〜普天間〜渡口」に猛烈な坂道があり、特に復路の渡口から先の上り坂は強烈。しかもウルトラマラソンで最もきつい50km地点にその坂道があり、かなりハードなコースになっています。平均するとアップダウンは少なめなコースかと思います。また路線バスが多く通るコースなので、万が一の場合もバスで那覇に戻ることができますし、海中道路入口近くには「屋慶名バスターミナル」があり、片道だけ楽しむことも可能です。

宮古島100kmワイドーマラソンに参加しようと思っている方におすすめのコースです。といってもこのコースを全て自分の足で走ったという他の人の話は聞いたことがありません。個人的にも二度は無いと思うコースです(笑)。

【エリア】那覇/宜野湾/泡瀬/勝連/海中道路
【距離】約70km
【高低差】渡口〜普天間〜伊佐に猛烈な坂あり
【給水】幹線道路コースなのでコンビニ多し
【トイレ】幹線道路コースなのでコンビニ多し
【信号待】意外と少ない
【走りやすさ】ほとんどの道に広い歩道あり
【ハード度】▽▽▽▽▽ (5/5)
【おすすめ度】☆ (1/5)



実際に走ったときの写真(2019年3月)

<普天間宮>


<勝連城跡>


<海中道路大橋>


<海中道路ロードパーク>


posted by 離島ドットコム管理人 at 12:12 | 40-99kmコース

2020年04月22日

ランニングでマスクは逆効果では?走るコースと時間帯が効果絶大!

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ランニング仲間で「マスクをして走ろう」という話が出てきているのですが、個人的にはあまり効果的では無いと思います。コロナ前にチャレンジしたことありますが、酸欠になってブラックアウト寸前になりました。呼吸が乱れるだけではなく、マスクが汗や息で濡れ、マスク経由の呼吸が一切できなくなります

しかもマスク脇から空気は大量に出るし、走っているのでその空気は走った分だけ周辺にばらまかれます。マスクの有無は、前に飛散するか横や後ろに飛散するかの違いだけで、範囲も変わらないと思います。さらにマスクをするとしていないときより呼吸が荒くなるのは必至で、周辺にばらまかれる空気はマスク着用時の方が多いという、本末転倒な結果になるかと思います。


マスクをして走る息がしにくくなる呼吸が荒くなる周辺にばらまかれる空気が多くなる

マスクをしないで走る息がしやすくなる呼吸が安定周辺にばらまかれる空気が少なく済む



そもそもランニング時の排気は、前には吐き出しません。「にわかランナー」はどうかわかりませんが、ある程度のランナーなら排気は「下」にします。前に吐くとそのまま排気が口に戻ってしまうので、意識的に下に吐き出しています。つまりマスクをしても排気はマスクの下から出るだけで、マスクがあっても無くても、ランニング時の排気はほとんど変わらないのです。


ってことで、個人的にはランニングでのマスク着用はあまり効果的では無いどころか逆効果だと思います。

あるとすれば「マスクしてます」というアピール感(自己満足)を味わえるだけ。科学的な効果はあまり無いと思います。むしろ「走る時間帯(=人が少ない時間)」「走るコース(人が少ない道)」を調整する方が、マスクよりよっぽど効果的だと思います。

ランニング時にマスク着用を呼びかける人に限って、繁華街を走ったり、人が多い時間に走ったりして、そっちの方がよっぽど鬼畜。マスク着用で論点をずらしているだけにしか見えません。今日も国際通りから周辺道路側へマスクしながら走っている人を見かけましたが、あれって最悪だと思います。なんで人が多い場所を、人が確実にいる時間帯に走るか疑問です。「その時間しか走れない」というのは嘘。走る時間分、早起きすれば良いだけの話です。


そもそもランニングしない(外出しない)方が一番ですが、昨今の外出自粛での運動不足を解消する上で、ランニングは最も短時間で効果を得られる運動なんですよね(強いて言えば競歩の方が上ですが町中で競歩する人は見たこと無いw)。

「1時間の散歩」と「20分のランニング」が同じMETs(運動強度)

つまり、1時間の散歩や通勤をする人に比べてランニングなら20分で外に出ている時間が済みます。その分、感染リスクも下がると思います。ランニングをどうこう言う前に、散歩や通勤時間の方がよっぽど「感染させるリスク」も「感染するリスク」も高いと思います。


マスクは万能ではありません。「マスク神話」を信じる人が多いですが、生活スタイルを変える方が、感染予防にはよっぽど効果的だと思います。

(もちろんこれらは個人の意見ですw)
posted by 離島ドットコム管理人 at 14:09 | コラム:その他

2019年11月30日

「第1回奄美ハナハナウルトララン」2020年2月2日開催!!

明日は42.195kmの「NAHAマラソン」ですが、個人的には最近はそれ以上の距離の大会、いわゆる「ウルトラマラソン」にばかりに参加。特にフルマラソンのタイムが伸び悩んだからという訳では無く、逆にタイムアップしすぎて走る時間が短くなり、もっと長い時間走っていたいという気持ちでチャレンジしています!

実はフルマラソン、2017年の東京マラソン以降、1つも走っていません。10年以上連続参加していたヨロンマラソンも、その東京マラソンと日程がぶつかるため参加を止めたのをきっかけに走らなくなりました。


その代わりに、42.195km以上のいわゆる「ウルトラマラソン」は、その東京マラソンの1ヶ月前も「宮古島100kmワイドーマラソン2017」に参加していましたし、2018年は4月は「戸田・彩湖ウルトラマラソン70km」に参加。そして2019年はついに念願の大会「5LAKESチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」に参加し、無事に完走できました。フルマラソンだと3時間で走り終わっちゃいますが、宮古島100kmならその3倍、富士五湖ならその4倍も走っていられますからねw

何よりウルトラマラソンの楽しさは、み〜んなタイムを気にしていないので、レース途中で雑談できますし、エイドでは立ち止まってスタッフと世間話できたりして、走る以外も楽しめます。反面、フルマラソンってどうしてもタイムをみんな気にするので、雑談もありませんし、エイドも走りながらの補給になっちゃって、楽しさはあまりありません。本当の意味での「走る楽しさ」はウルトラマラソンの方があると思います。


ちなみに沖縄のウルトラマラソンだと、やっぱりナンバーワンは私も参加した「宮古島100kmワイドーマラソン」ですね。最近、他でも開催されはじめましたが、宮古島の大会に勝てる楽しいコースはありません。「石垣島ウルトラマラソン」も山間ばかりのコースでしかも中途半端な60kmですし、沖縄本島だと「NAGOURA100km」は、やんばるの熱帯雨林の中を走る魅力はあったものの確か第3回で中止。もう1個「沖縄100kmウルトラマラソン」という大会が最近始まりましたが、ウルトラマラソンで最も最悪な「往復コース」で超つまらない大会。

やっぱり「宮古島を丸々一周」+「3本の大橋を渡る」=「宮古島100kmワイドーマラソン」の魅力には勝てません。ウルトラマラソンの魅力は距離では無くコースですからね〜(個人的にその最高峰が富士五湖を全て巡る5LAKES)。


前置きが長くなってしまいましたが、離島でのウルトラマラソン大会。ついに奄美大島でも開催決定です。

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第1回奄美ハナハナウルトララン




2020年2月2日という、まさに「2」並びの日。以前は同時期の奄美大島ではハーフマラソン大会が開催されていましたが、2019年の2月大会以降は中止になり、その代替的な感じで開催されるみたいです。でも距離が5倍近くありますけどねw

コースは奄美大島北部をぐるりと巡る100kmコース。最北の笠利崎も通りますし、絶景ビーチの崎原海岸や倉崎海岸の近くも通りますし、観光名所のハートロック近くも通ります。さらに奄美の熱帯雨林の中もコースになっているらしいです。コース的にはかなり魅力的ですが、超個人的な話ですが、このコースは少しがっかり。それは・・・


個人的に走ったことあるからw




もちろん100km丸々走ったことは無いですが、ハートロック〜倉崎〜崎原〜空港周辺は何度か走った経験があります。確かにすっごい楽しいコースでしたので、ウルトラマラソンも期待大ですが、いかんせん「無料」で走ったことがあるコースに、「18000円」も出したくないw

ウルトラマラソンの参加費は100kmだと15000円が相場ですが、第1回でしかも離島の大会で18000円は高い。ちなみに宮古島は100kmで「15000円」、富士五湖の5LAKESは118kmで「19000円」、彩湖は70kmで「6000円」なので、奄美の「18000円」はかなり高いです。しかも第1回なので、運営に難点があるのは必至。そこに18000円出すなら、宮古島か富士五湖にまた参加したい気がしちゃいます。しかも沖縄から奄美大島は、船でも飛行機でも安いチケットが無いので、本土の大会へ行くよりも交通費がかかります。


ってことで少しだけ迷いましたが、やっぱり奄美ウルトラの参加は止めます^^ゞ


むしろ同じ2月なら西表島の「やまねこマラソン」の方が参加したいですね。って思ったら申込は昨日まででしたw(来週まで延長しているサイトもありますが)。実は今シーズンのマラソン大会へのエントリーは予定も含めて「0」。念願の東京も5LAKESを走ることができましたので、しばらく大会参加は自重しようと思っている次第です。でも個人的に「勝手に離島でマラソン大会」は適宜開催中ですけどねww

なにせ今年2月は「勝手に西表島半周マラソン」やっちゃいましたからね〜。西表島の大原港からスタートし、南風見田まで行って折り返して一気に上原まで西表島半周約40km。実はその先の上原港〜白浜港は、個人的に何度も走って移動したことがありますので、これで西表島の道はほぼ全て走破ってことになります。




「この島を丸々一周」とか、「富士五湖全て制覇」とか、ウルトラマラソンは明確な目的意識があると楽しいです。でも今回の奄美はその目的意識がやや曖昧で魅力に欠ける感が否めません(石垣島や本島の大会もその点で問題あり)。やっぱり沖縄でウルトラマラソンにチャレンジするなら「宮古島100kmワイドーマラソン」ですね〜。ちなみにこちらも先週末で申込締め切り。私は過去に2回参加しているので、もう申し込むことは無いと思います(基本、同じ大会に2度以上は滅多に走りません)。

ちなみに奄美大島最北端の笠利崎から龍郷経由で古仁屋まで行くと、片道ちょうど100kmでーーーすw(空港からならちょうど90km)







posted by 離島ドットコム管理人 at 13:17 | 大会:与論/奄美エリア

2019年09月28日

東京マラソン エントリー/当選で終わっている三流ランナー多すぎ!!!

マラソンって「走ること」に意味も意義もあります。抽選になる大会に「当選する」ことは、スタートライン立てると言うだけのことです。それなのに当選したというだけで騒ぐランナーがあまりに多すぎます。中でも「何年連続で当選した!」とか「当選確率50%だ!」とか、SNSなどでやたら自慢する「三流ランナー」が超目に付く!

マラソン大会で「走ったこと」を自慢したいのではなく、「当選したこと」を自慢したいの?何のためにマラソン大会にエントリーしたの???

そういう輩に限って、実際のマラソン大会ではダメダメの走りで、さらにその大会後にSNSで長々と「いい訳」を垂れる始末。よく使われるいい訳は「本当は風邪を引いていた」と「本当は故障していた」とか。どっちも自己管理を怠っただけ。

慰めて欲しいの?

まさに三流。いい訳がましいにもほどがあります。もはやエントリー/当選の時点で、その方のマラソン大会は終わっているんでしょうね。確か連休明けでしたっけ?東京マラソン2020の抽選結果が出ましたよね。あれ以降、個人垢のSNSのタイムラインが自己満だらけであまりに酷く、全てブロック(笑)。三流ほどSNSによく書き込みます(笑)。

ちなみに私。東京マラソンは2017年に当選し、満足のいく走りができたので、それ以降は申込すらしていません。基本的にマラソン大会はいろいろな大会を走ってみたいので、何度も同じ大会にエントリーはしません。ヨロンマラソンは10回以上参加していますが、あれは言うまでもなく「マラソン目的」ではなく「離島旅行目的」です(笑)。あと複数回参加したのはNAHAマラソンがありますがこれは地元だから(でも近年参加せず)。

本土で複数回参加したのは「神戸マラソン」ぐらい。これは1回目の参加でレース中におなかを下し、トイレに3回も行きながらもベストタイム更新。おなかを下さない状態でタイムがどれだけ出るかをチャレンジしたくて翌年も参加し、そしてそのタイムが今なお「生涯ベスト」!あと「宮古島100kmワイドーマラソン」も2度参加していますが、1回目が記録的豪雨&距離計測ミスで103kmという状態。翌年も参加し、目標タイムを30分以上も上回るタイムで満足。

もちろん大会自体が楽しくて何度もエントリーするのはかまいませんが、その「エントリー/当選」をいちいち自慢するのは三流の証拠。いい訳なしの満足がいく「走り」を大会後に自慢して欲しいものです。

だってマラソン大会だもん。抽選会じゃないもんwww

(この記事の内容は表現なども含めてあくまで個人的な見解ですのでご理解願います)

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(私もいるかも?東京マラソン2017ゴール。動画からキャプチャ引用)
posted by 離島ドットコム管理人 at 12:02 | 大会:その他エリア

2019年08月24日

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km無事完走!FUJI5LAKES

生まれて初めて参加したマラソン大会は「21.0975km/ハーフマラソン」。その次が南国・与論島での「42.195km/フルマラソン」でした。でも、42.195kmを超えるいわゆる「ウルトラマラソン」はあまり興味がなく、参加しようと思ったことすらありませんでした。でも「走ったららネタになる」と思う大会があり、ついにウルトラマラソンにチャレンジ。その大会とは島を丸々一周する「宮古島100kmワイドーマラソン」。あの宮古島を自分の脚で一周、ネタになりますよね。そして無事に完走できました(レポートはこちら


ウルトラをやり始めたら、本来なら同じ100kmでも最高峰の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」や「四万十川ウルトラマラソン 」にエントリーするところでしょうが、“島一周”のような明確な目的がないので、2つともあまり興味なし。しかし宮古島一周のような明確な目的があるウルトラマラソン大会を発見!


「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」


3つの湖を巡る「3LAKES/71km」、4つの湖を巡る「4LAKES/100km」、5つの湖を巡る「5LAKES/118km」がありますが、迷わず富士五湖全てをめぐる「5LAKES」を選択。100kmからさらに長い118kmへステップアップした次第です。エントリーからレース当日、そしてアフターまで詳しく「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」レポートいたします。しかも118kmのレースでは、カメラを持ちながら走ったので、生のレース中の光景も!?4月開催の大会だけあって桜が最高でした。もちろん富士山の絶景もいっぱい!!お楽しみくださいませ。


fuji5lakes2019.jpg




目次



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【エントリー】最後のガチなマラソン挑戦「FUJI5LAKES」

毎年4月に富士五湖で開催される「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」。通称「5LAKES」と呼ばれる、ウルトラマラソンでも人気の大会です。自らの脚で富士五湖を巡るのはもちろんのこと、4月開催ということで沖縄では望めないソメイヨシノの桜を見ることができますし、何より富士五湖からの富士山絶景を楽しめる!それがエントリーの理由なのでした。


さらにこの大会、人生最後にガチで走る大会ならこれ!って思っていた次第です。そもそもタイムを目標とするフルマラソンは2015年の「横浜マラソン」で引退。残るは距離を目標とする大会のみで、この「5LAKES」の118kmを考えていました。そしてスケジュール的にも調整できたので、エントリー開始とともに申し込んだ次第です。ちなみにエントリーは4月開催なら前年の11月から。先着順ですが、距離が距離だけにすぐに定員いっぱいになることはほとんどありません。


「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」の3LAKESも4LAKESも、そして5LAKESもスタート&ゴールは、富士吉田市の富士スバルライン入口近く「富士北麓公園陸上競技場」。会場には駐車場も用意されているので、マイカーでの参加も可能です。でも富士急トラベルで宿予約すれば、ホテルから会場まで無料送迎。なにせ118kmだとスタートが「午前4時」。送迎なら楽々です。


でも私の場合、それ以上に大変だったのは「沖縄からの移動」。しかもLCC利用だったので「那覇→成田→東京→富士吉田」の移動に丸1日かかっちゃいました。正直、118km走るよりこの「沖縄からの移動」の方が疲れました。しかも「飛行機2時間半」「空港バス1時間半」「高速バス1時間半」の合計「5時間」も椅子に座りっぱなし。宿に到着した時には完全に全身血行不良で足がつる始末。まぁそれを見越して大会2日前に現地入りしたので、どうにか1日身体を休めることができましたけどね。



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【ビフォー】走りより景色!コースが楽しい「FUJI5LAKES」

現地到着は大会2日前の夕方。大会まで中1日あるので、どうにか身体を休めることができます。何より沖縄とは全く違う「高地」という環境に慣れる必要がありますからね。しかし現地についてびっくり。てっきり寒いと思っていた現地の気候、沖縄と全く変わらない気候でした。それでも朝晩は冷え込むので、夕時に富士山が望める温泉へ。滞っていた血行を促した次第です。


翌朝。大会前日。実験的にスタート時間と同じ時間に起きて空気感を確認。気温「5度」。さすがに朝晩は沖縄より寒いです。でも日中はとても温暖で、この時期の沖縄とほぼ同じ。大会前日のこの日は、沖縄では望めない「ソメイヨシノの桜」を見に行くことに。4月中旬だと微妙かな?って思いましたが、なんと満開。天気も桜も最高でした。


そしてもう1つのお目当ては「富士山」。天気にも恵まれ、ばっちり望めました。そもそも大会も富士山を見ながら走ることができるらしいので、大会ではカメラ片手に118kmを楽しんできたいと思います。ただ山の天気は変わりやすいので、大会当日の天気がどうなるかわかりませんが・・・


桜に富士山と来れば残るは「グルメ」。富士吉田といえばやっぱり「ホウトウ」。宿の近くに地元に人気のお店があったので行ってみました。店の周りの桜も満開で最高でしたが・・・週末にもかからず「臨時休業」。アンビリバボー!仕方なく向かいのスーパーのフードコートで、沖縄にもある「丸亀製麺」へ。まぁホウトウもウドンも同じようなものなので・・・


ちなみにグルメ的には不満足でしたが、この1日のおかげで体調は無事に回復。前日の移動の疲れもすっかりとれました。しかしこの日は早めに就寝。なにせ翌日のスタートが「午前4時」。宿からの送迎が「午前3時出発」。なので大会当日は「午前2時起床」。午後8時には就寝いたしました^^ゞ



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【スタート】富士北麓公園を午前4時!118kmは15時間以内

大会当日。無事に午前2時起床。食事とストレッチを済まし、レース前で最も重要なトイレチャレンジ(笑)。しかし出ない。10分以上粘りましたが全然出ませんでした。まぁ100kmを超えるウルトラマラソンの場合、レース途中でトイレへ行くのは当たり前のことですが、出来れば出したかったけどこればかりはどうしようもありません。不安を残しつつも午前3時。送迎バスでスタート地点となる北麓公園へと向かいました。


スタート地点到着はスタート30分前。ここでも便意がなかったので、仕方なくそのままスタートすることとします。本来はこのスタート地点から富士山も望めるらしいですが、午前3時台だとさすがに真っ暗。日の出は午前5時半ぐらいなので、最初の1時間半は真っ暗な中を走ることになります。まぁライトを持って走る人も多いので、コバンザメのように着いていけば、自前のライトが無くてもOKです(笑)。


スタート直前の気温「4度」。ここ数日で最も寒いらしいです。でも日中の気温は、この時期の沖縄並みの20度前後。難敵は「寒さ」よりも「気温差」のようです。はたしてその影響、あったか否か!?


スタートは時差式。5lakes/118kmは「4:00」「4:15」2ウェーブ/各500名前後、4lakes/100kmは「4:30」「4:45」「5:00」の3ウェーブ/各700名前後、3lakes/71kmは「7:00」の1ウェーブ/1000名前後でのスタートとなります。4000名もの猛者が富士五湖を駆け抜けます。ちなみに私は午前4時スタートでしたが、初参加の新参者なので気楽に最後尾から走り始めました。ちなみにゴールもこの競技場です。





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【1LAKE/山中湖】逆さ富士を見ながら湖畔を走るコース

スタートから1時間はまさに真っ暗。でもライトを持っている人についていけば間違いないので、暗くてもコースを間違えることはありません。しかし・・・先行集団がコースを間違ってしまいました。最後尾からスタートした私は、先行したランナーがコースに戻ってくるタイミングだったので、ぎりぎりセーフ。そうこうしているうちに「1LAKE/山中湖」到着。天気良好で風もなく穏やかな陽気。しかも湖に着くや否や朝日が昇り、気持ちよく最初の湖を走れた次第です。


山中湖は西端から反時計回りに湖畔を一周。その東端では、なんと「逆さ富士」が望めました。走りながらの横向き撮影だったので、わき腹がつりそうになりましたが、どうにかいい写真を撮ることができました。その後も湖の東端から西端までは、ずっと富士山が望めて最高でした。


スタートから山中湖までは約13km。山中湖一周も約13kmなので、最初の湖を走り切ると約26km。まだまだ118kmの「1/4」にも至りません(笑)。しかもこの山中湖のあとは、なんとスタート地点近くまで戻ります。しかもスタートは山の上なので、延々上り。もちろん最後のゴールも山の上なのでラストも延々上りです。


山中湖からスタート地点へ戻る間は、上りですが富士山に向かいながら走る感じ。スタート地点近くまで戻ると、そこから先は「2LAKES/河口湖」まで一気に下ります。しかしその下りはじめた直後、お腹がゴロゴロ。スタートから3時間経過し、ここにきて便意が・・・。幸い、すぐ近くに公衆トイレがあり難は逃れましたが、はたしてこの先どうなることやら・・・



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【2LAKES/河口湖】満開の桜に富士山!絶景過ぎるコース

トイレの後は快調に河口湖へ。しかしここでウルトラマラソンならではの難敵「信号待ち」。ウルトラマラソンは距離が長いだけに、ほとんどの大会では交通規制無し。信号があれば待たざるを得ません。しかも河口湖までの道は信号だらけ。さらに1個引っかかるとその後全部引っかかるというタイミングの悪さ。そのタイミングを知らない私は、6つの信号のうち4つも信号待ち。もちろんその間のタイムもカウントされますので待ち損です。どうにか信号だらけの町中を抜け、河口湖大橋へ。


ちなみに河口湖は大橋の東側は走らず、西側のみを走ります。でもその西側には大会前日も足を運んだ桜の名所が多く、コース近くも桜がとてもきれいでした。


さらに河口湖後半では「桜と富士山」のコラボも!?ただ、これも走りながらの横向き撮影だったので、腹筋がつりそうになりましたけどね(笑)。そして河口湖をクリアすると、次は「3LAKES/西湖」。ちなみに118kmのコースでは、この河口湖が標高差のボトム。ここから先は上り坂が多くなります。



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【3LAKES/西湖】桜と富士山コスがお出迎え!楽しい沿道

河口湖から次の湖までのつなぎの道は、強烈な上り坂。がんばって上りきると、そこには満開の桜がお出迎えの「3LAKES/西湖(さいこ)」到着。ちなみに5lakes/118kmと4lakes/100kmは西湖が3つ目ですが、3lakes/71kmは山中湖へは行きませんので、2つ目の湖になります。


西湖も湖畔の道を走りますが、湖と富士山との間に「紅葉台」という丘があり、湖畔のコースからは富士山を望むことができませんでした。しかし湖を抜けた先で、意外な富士山がお出迎え。まさかの富士山コスの私設エイドステーション(笑)。しかもその背後ではリアル富士山も!?この私設エイドがなければ、気づきませんでした。


西湖を抜けて4つ目の湖を目指します。その途中では、あの「樹海」こと「青木ヶ原」を望みながら走れます。しかも樹海に向かって下っていくので、気持ちよく走ることができました。目指すは「4LAKES/精進湖」です。



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【4LAKES/精進湖】富士山に笠雲!?絶景過ぎてコースアウト

青木ヶ原の先にあるのは「4LAKES/精進湖(しょうじこ)」。富士五湖で最も小さな湖です。歩道がなく、車道を走るのでちょっと怖かったです。ちなみに精進湖まででGPSでは約68km。残り50kmですが、もはや距離感覚がマヒ。フルマラソン以上も残っているのに、短く感じてしまいます(笑)。精進湖もまた桜が満開で、景色を楽しみながら走ることができました。


そして精進湖を半周し、展望台近くにあるエイドステーションへ。そこからは見えたのは、なんと「笠富士」。富士山の頂上に笠雲が綺麗にかかっており、さらに桜も満開という超絶景。あまりの絶景にコースアウト(遠回り)し、絶景ポイントへ。観光客と一緒に景色を楽しみました(笑)。GPSでは70km地点。残り48kmです。



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【5LAKES/本栖湖】5つ目は孤独との闘い!しかし湖はあと3つ?

ついに最後の「5LAKES/本栖湖」到着。しかしこの本栖湖を走るのは、この5LAKESコースのみ。ここから急にランナーが減り(1/4)、結果エイドステーションも激減。さらに湖に渡るために、逆歩道橋のような「アンダーパス」を通らされるので、猛烈なスロープと階段あり。75kmも走ってきた身体に、この階段やスロープは地獄です。もちろん行きもあれば、帰りもあります(88km地点)。


本栖湖は、ランナーも沿道の人も誰もいないのでとにかく「孤独」。さらに桜もなければ富士山もあまり見えず、肉体以上に精神的なダメージ大。一人で走ったら確実に心が折れます(笑)。ここでは他のランナーと一緒に走るのが無難です。


それでも本栖湖の対岸では、ようやく富士山が望めました。これで景色的にも5LAKESオールクリア。そしてこの富士山ポイントがスタート地点から最も遠い場所。あとはゴール地点へ戻るだけです。80km地点/残り38km。ランナー同士の合言葉は「残りフルマラソンw」でした^^ゞ



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【6LAKES】戻りの精進湖はテンションアップ!

「5LAKES/本栖湖」をクリアしても終わりではありません。実はあと3つの湖を走ります。往路で通った「4LAKES/精進湖」「3LAKES/西湖」「2LAKES/河口湖」の対岸を走ることになります。「5LAKES」ですが、実際は「8LAKES」だったのでした。でも「6LAKES/戻りの精進湖」では、他の4LAKESコースも3LAKESコースも合流するので、一気にランナー密度がアップ。孤独から解放されます。しかも往路のランナーともすれ違うので、お互い声を掛け合ってテンションアゲアゲ。ただ戻りの精進湖では湖畔の道が一切ないので、景色的には楽しめませんでした。



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【7LAKES】戻りの西湖で100km突破!しかし4回目のあれが・・・

精進湖のあとは青木ヶ原樹海の横を駆け抜け、「7LAKES/戻りの西湖」を目指します。そしてその途中では「富士山コス」の私設エイドにも寄って談笑。残り20kmです。そのあとは西湖の湖畔の道も走りますが、コースから富士山は望めませんでした。そもそもさすがに100km近くにもなると、景色を楽しむ余裕はなくなってきますね。


そして戻りの西湖のエイドステーション。ふとGPSを見るとちょうど「100.0km」!その瞬間を見ることができました。しかしGPSでは誤差はつきもので、実際の距離は「98.9km」。といっても100kmまで来ての1kmは「誤差わずか1%」なんですよね(笑)。しかしそれ以上にタイムでは誤差発生。それは「トイレタイムロス」。実は最初の便意(40km地点)以降、見事に20km毎にお腹がゴロゴロ。この100km地点でもトイレへ。ここまでで4回もトイレタイムロス。このパターンだと5回目はゴール前後と微妙なタイミング。



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【8LAKES】戻りの河口湖は記憶にございませんw

行きの「2LAKES/河口湖」は富士山や桜を楽しみながら走れたものの、戻りの「8LAKES/河口湖」はさすがにヘロヘロ。しかもここまでずっと無風だったのに、この戻りの河口湖だけは向かい風。湖畔の道なので風を遮るものがなく、かなりきつかったです。景色はそこそこよかったのですが見る余裕も撮影する余力もありませんでした。さらにお腹の調子は悪いし、もはやこの戻りの河口湖は記憶にございません(笑)。桜は綺麗だったと思います。



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【残り8km】まさかのアクシデント!しかも2つも!?

湖としては最後の河口湖を抜け、そこからはゴールまでひたすら上り坂。しかも最初は恐怖の信号だらけの河口湖市街。さすがに往路で痛い目に遭いましたので、復路はタイミングを読みながらペースを調整。帰りは2個だけ引っかかるだけで済みました。そして最後の信号をクリアした直後、110km地点まで来てまさかの「このレース最大のアクシデント」発生!


「転倒」


手をつく余裕なく顔面からアスファルトに落ちました!その原因は歩道の切り下げ段差(ここ)。車道から遠い壁側を走っていたのですが、壁側だけその段差が他より大きく、もろにその段差がある部分に着地してしまい、バランスを崩した次第です。GPSでは113km地点。実際は110km地点。残りわずか8kmでまさかの転倒とは!?


しかしウルトラマラソンのランナーって仲間意識がとても強く、周りのランナーが立ち止まってくれて介抱していただきました。中には大切な水をくれて傷口を洗ってくれたり、さらに絆創膏もいただき、その場で処置できました。幸い、出血はしたものの裂傷はなく、軽めの擦過傷と打撲のみ。なにせ以前、朝ランでの転倒では5針も縫う裂傷の経験もありましたからね。この時もそのことが頭によぎった次第です。


擦過傷も打撲も上半身のみで、脚などへの影響はなく、処置後は再スタートもできました。出血もすぐに止まり、118kmのレースの残り8kmでのリタイヤは避けられた次第です。しかもこの先は猛烈な上り坂だったので、必然的にペースダウンすることになるので、体への負担が軽くて済みました。ある意味、不幸中の幸いだったのかもしれませんね。しかし、その坂を上りきった残り3km地点、2つ目のアクシデント発生!


「GPS時計の電池切れ」


実はウルトラマラソンでは専用の電池が長持ちするGPS時計を使っていて、宮古島の100kmでもゴール後で50%の残量があり、118kmでも問題ないはずでした。それなのに何故?原因はすぐにわかりました。それは「トイレ(笑)」。トイレタイムロスではなく、トイレに入っている間にGPSが捕捉できなくなり、その間、電池を猛烈に消費していたから。レース中に4回もトイレに行き、お腹を下しているので1回あたりも長かったですしね・・・(苦笑)。残り3km。距離どころかタイムも確認できなくなった次第です。



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【残り2km】最後の最後で猛スパート!その理由とは!?

距離もタイムも確認できなくなった残り3km。幸い、同じスタート時間の5LAKESランナーと一緒に走れたので、距離も時間も確認することはできました。なにせ戻りの精進湖以降は4LAKESランナーも3LAKESランナーも一緒に走っているので、参加者が最も少ない5LAKESランナーは貴重です。残り2km。目標タイムまで残り10分。普通に走ればクリア可能な状態でした。しかーーーし、最後の最後の「信号」に、しかもフルに引っかかりました。富士スバルライン入口の超長い信号です。1分近くロス。残り8分。フルマラソンのサブスリーペース「キロ4分」で走らないと目標タイムに届きません!?


一緒に走っていた5LAKESランナーと「やりますか?」「やりましょう!」と会話。信号が変わるや否や猛スパート!とても116kmも走り切った人のペースとは思えないスピード。幸いにもその先は全て下り坂。もはや転倒の痛みも忘れるほどのハイペースでゴールを目指します。ただ自分では時間もペースも確認できませんので辛かったですが、その一緒に走ったランナーと一緒なら問題なし。その結果は!?



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【ゴール】ついに118km!明るい時間に無事ゴール!!

ゴールがある陸上競技場へ飛び込み、大会側の時計を見ると目標タイムまで残り1分。幸いにもトラックは周回せず、そのままゴールするだけだったので、無事に目標タイムをクリアしてゴール!ついに118kmを完走です!!最後の2kmは無我夢中で走ったので、転倒の痛みもお腹の不調も全て吹き飛んだ感じでした。しかしゴール後に自分の顔を触ると、ものすごい腫れあがっていてびっくり。


でもゴール後はやっぱりトイレへ直行(笑)。やっぱり20km毎に来ました。5回目です。正直なところ、118kmの疲れよりも、転倒の痛みよりも、このお腹の調子の悪さが最もきつかったです。おかげで完走者に振舞われる「吉田うどん」も食べることができず。実はレース中もお腹の調子がずっと悪く、水分以外の補給が一切できなかったのです。自前のチョコレートでどうにかエネルギー補給はできたものの、戻りの河口湖以降はエネルギー不足が顕著でした。ウルトラマラソンって、身体より内臓の強さが物を言うっていいますが、まさにその通りの結果なのでした(汗)。





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【118km結果】目標タイムクリアもトイレ×4回+1回も記録的w

最後に一緒に猛ダッシュしたランナーに撮ってもらったゴール直後の写真。モザイクがかかっていますが、顔の半分が腫れていました(汗)。目標タイムはクリアしたものの、レース中にトイレ4回、そしてゴール直後に1回と、こちらも記録的(笑)。何より富士五湖、富士山、桜と、景色を大満喫できたので、レース自体は大満足です。


そしてこれが118km完走の証。メダルと完走証です。まさに光り輝いています。ちなみにこの写真はゴール後の「東京の宿」で撮ったもの。そこに至るまで、もう一つのレースがあった次第です(笑)



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【アフター0】本当のゴールは+118km?延長戦へ

実はゴール後の宿泊先は「東京」。つまり走り終わっても、東京まで戻らなければなりません。帰りの高速バスは予約済ですが、その高速バスに乗り継ぐための送迎バスは1時間に1本しか出ていません。つまりその送迎バスに乗り遅れると、帰れないという訳です。つまり、目標タイムをクリアできなかったら、東京にも戻れなかったんです!!まぁいざとなればタクシーで乗り継げますが5000円もかかるらしいです(送迎なら無料)。


ちなみにゴールから東京の宿までは、送迎バスと高速バスを合わせてちょうど「118km」。嘘のようなホントの話。ちなみに帰りをバスにしたのは、乗り換えなどでの歩行が要らないから。駅の階段はさすがに無理です(笑)。しかし帰りのバスは、日曜夜だけあって高速道路は大渋滞。行きの倍かかりました。気になるお腹の調子も、5回目のトイレ以降はどうにか回復。最悪の結果を招くことなく、無事に東京の宿に着いた次第です(苦笑)。



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【アフター1】翌日は意外と歩ける!しかし中身は・・・

ゴール直後は歩行も困難なほどヤバかったですが、一晩寝ると意外と回復。階段などの段差は辛いですが、平面移動だけなら普通に歩けました。しかし問題は中身。お腹。実はゴール後、寝るまで何も食べることができませんでした。さすがにこのままではヤバイと思い、レース翌日はとにかく「栄養補給」!。高カロリー高糖質。食べたいものを食べてきました!


「エッグスンシングスのパンケーキ(笑)」。沖縄では食べることができませんし、もともと今回の滞在で食べる予定でした。しかも消化にも良さげだし、カロリーも申し分なく高い(笑)。しかし、いつもはペロリと食べ切るものの、まだまだおなかの調子が悪く、半分ほど食べたところで手が止まりました。初めてじゃないかな?エッグスンで手が止まったのは(笑)。それでも食べねば身体がもたないと思い、最後まで食べ切った次第です^^ゞ



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【アフター2】無事に沖縄戻り!沖縄で118kmだと・・・

レース翌日は東京で休養。2日後は沖縄へ戻る日で、階段もどうにか上り下りもできるように回復。帰りもLCCなので、駅や搭乗などで階段もありますが、無事に搭乗までこぎつけました。LCCも定刻通りに出発。無事に沖縄に戻ることができた次第です。さすがにいつもは那覇空港から自宅までは歩くものの、今回は路線バスで移動した次第です^^ゞちなみに沖縄で「118km」といえば「那覇空港から辺戸岬まで」。絶対に走って行きたくないですけどねw(でも那覇〜名護は練習で何度か走りましたがww)。



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チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km まとめ

初の100km超のウルトラマラソン「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」無事に終わりました。最後の転倒は本気でヤバかったですが、顔面の腫れも翌朝には収まり、他の怪我もすぐに治りました。ただ問題はやっぱりお腹。沖縄に戻ってからもまともな食事ができず、便通は3日間無し。まぁレース中に5回もすれば、お腹の中のものを全て出し切ったってことでしょうね(笑)。何より、満開のソメイヨシノは望めましたし、富士山もくっきり望めましたので、満足度は今までで最高レベルのマラソン大会だったかも?


特に富士山はホントに綺麗でした。そもそも富士山って、その姿をくっきりと望めることって、意外と難しいんです。真冬ならくっきりと望める機会は多いものの猛烈に寒いし、夏場は日中だと雲がかかることが多いんですよね。さらに春や秋にもなると雲がかかることが多いものの、今回はレース前もレース中も、綺麗な富士山を望めた次第です。山がない沖縄に住むと、富士山は憧れですからね〜。



さらに沖縄では望めない「ソメイヨシノ」も、タイミングばっちりで満開。桜吹雪も楽しめましたし、さらに富士山とのコラボも望めました。沖縄の色鮮やかな「カンヒザクラ」もいいですが、やっぱり桜と言えば「ソメイヨシノ」。最高でした。


毎年ソメイヨシノが咲き誇る4月に開催される「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」ですが、次はなんと10月開催!でも秋の開催はあくまでテストで、本大会は4月のままだそうです。そもそも10月開催の大会だと、1年で最も暑い8月には走りこまないとならないので、基本的に長い距離の大会は調整できません。沖縄でも久米島マラソンや宮古島マラソンは10月や11月開催ですが、あれも無謀な時期なんですよね。まして118kmともなれば・・・テスト1回のみで終わりそうな予感がします(笑)。


ってことで次は「2020年4月」開催だと思います。申し込み2019年11月からだと思いますので、ご興味のある方はぜひ(笑)





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【総括とこれから】

ガチで走るマラソン大会はこの「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン118km」が個人的にはラスト。また118km以上の大会は全く興味ありませんし、トレイルも決められた山道を走るのは好きになれないので、参加する気はありません。今後は離島の大会のような、開催1ヶ月前でもエントリーできる緩い大会のみの予定。まだ走っていない離島の大会は、「やまねこマラソン」「伊良部島マラソン」「伊江島一周マラソン」ぐらいかな?


ただし、心残りの大会が1つだけあります。もちろんここではまだ内緒。今はまだ誰も知らない物語(大会)w



今まで参加したマラソン大会(順不同/漏れありw)

  • 与那国島一周マラソン
  • 石垣島マラソン
  • たらま島一周マラソン
  • 宮古島100kmワイドーマラソン
  • 宮古島マラソン
  • 久米島マラソン
  • とかしきマラソン
  • NAHAマラソン
  • 尚巴志ハーフマラソン
  • あやはし海中ロードレース
  • ヨロンマラソン
  • 加計呂麻島ハーフマラソン
  • 神戸マラソン
  • 越後湯沢秋桜ハーフマラソン
  • 軽井沢ハーフマラソン
  • 富士吉田火祭りロードレース
  • 山中湖ロードレース
  • チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
  • 東京マラソン
  • 新宿シティハーフマラソン
  • 川崎国際多摩川マラソン
  • 横浜マラソン
  • 湘南国際マラソン
  • 東日本国際親善マラソン
  • 青梅マラソン
  • 千葉マリンマラソン
  • 彩湖ウルトラマラソン
  • 仙台国際ハーフマラソン

posted by 離島ドットコム管理人 at 11:17 | 大会:その他エリア

2019年05月09日

【多良間島2018】たらま島一周マラソン初参加!小さな島の大会はいいね

taramamarathon2018.jpg

実は参加してきました!去年の11月。

たらま島一周マラソン

でも本当の目的は、実は2018年、「JTA(JAL)」に一度も乗っていなかったので、1年に1回付与されるボーナスマイル「1000マイル」目的(笑)。なにせ本土行きはほとんどLCCになっちゃいましたし、石垣島へもソラシドか2019年5月まではLCCが就航しているのでLCC利用。奄美は船で行きますし、JALやANAを乗るのは、正直「宮古島」のみ。どーせ宮古島へ行くなら、今まで参加したことがない「たらま島一周マラソン」に参加してみるかな?って軽い気持ちで走ってきました。

たらま島一周マラソンとは?


「たらま島一周マラソン」は、毎年11月に多良間島で開催される24km前後のマラソン大会。多良間島の周囲は約20kmなので、少し距離調整すれば21.0975kmのハーフマラソンにすることができるのに、何故か24kmとか23kmという中途半端な距離設定の大会です(笑)。なので参考記録にしかならないから、参加者はあまり多くありませーーーん。

まぁ与那国島一周マラソンも中途半端な24kmという距離ですが、あちらは一周するとどうやっても21kmに収まらないので致し方なし。でも多良間島は21kmにすることは可能なのに何故か中途半端な謎の距離。

でも多良間島は超フラットな島なので、コースはアップダウン皆無。ただ11月の沖縄はまだ夏モードなので、暑くなると30度近くまで上がります。そーいえば宮古島マラソンも10月ないし11月初旬開催で、暑さとの戦いでしたね(しかもあっちはフルマラソン)。

たらま島一周マラソンのスタート&ゴールは役場前


たまら島一周マラソンは、一周コースの他に10km/5km/3kmもあったと思います。スタートはコースによって時差はありますが、おおよそ11時半ぐらい。つまり最も暑い時間に走ることになります。でもこのスタート時間には訳が有り、朝の船で宮古島を発っても参加できるようにするため。これは助かりますね。なにせ離島の大会って、エントリーより宿の確保の方が大変なので、前泊せずに大会当日に島入りして参加できるのは助かります。ちなみに飛行機なら日帰り参加も可能です(さすがに船で日帰り参加は無理)。

スタートとゴールは多良間村役場前。ここから北側の周回道路までは約0.5km。その周回道路も約15.5kmなので、本来の一周コースは約16.5kmしかありません(15.5km+0.5km+0.5km)。東側の旧港がある普天間港まで行くと片道約3kmなので、そこから一周すると21.5km(15.5km+3km+3km)。やる気になればハーフマラソンの距離にできるのに、何故か「24km前後」。謎です・・・^^;

離島の大会らしいほのぼのした雰囲気


離島の大会なので、スタート前の陣取り合戦はありません(笑)。なのでスタート直前まで、役場近くの学校の校庭でのんびり過ごします。参加者もこの程度。ガツガツ感がないのが、離島の大会の良いところですよね。本土の大会はホントにガツガツして嫌気が差してしまいます。そもそも24kmだと、他の大会との比較もできませんので、目標タイムも正直見当つきませんからね(笑)。そういう意味ではハーフマラソンの距離にしない方が良いのかな?(ガツガツ感がないので)

コースはこんな絶景も!でも基本的には海は望めない


たらま一周マラソンのコースは、よく変わります。今回は旧港の普天間港に一度出て周回道路を一周し、何故かもう1/4周してから村役場に戻ります。その重複がなければハーフマラソンに近い距離になるのにね・・・

コースのメインは島の海の近くにある周回道路。しかし多良間島の周回道路は、海の近くを通るものの、海のそばを通るのは1ヶ所のみ。「トゥガリ゜ラ」だけです。でもその瞬間はかなりいい感じでしたね〜(ただし最後の+1/4周では通らないので一度のみ)。

コース自体はアップダウンがほとんど無くフラットですが、日影がほとんど無くてとにかく暑かった。この日は風もなく、気温は28度。実際はそれ以上の体感温度で、30度ぐらいはあった気がします。正直、最初の5kmで既に暑さにやられてヘロヘロ。ブラックアウトと戦いながら走っていましたね。

また多良間島は集落が実質1個しかないので、沿道からの応援もスタート&ゴール付近でしかなく、さらに参会者も少ないので寂しかったです。おそらく今まで走った中で、最も長く感じた24kmだった気がします。何より重複する「1/4周」が本気で辛かった。「またここ?」って感じで足取りが重くなりますね。

暑さにへばりながらもゴール!何故か熱いお汁粉?


暑さにへばりながらもどうにか24kmを走りきってゴール。わずか24kmなのに、完全に脱水症症状寸前でした。もちろんすぐに給水して日影で休みましたが、さすがにお腹が空いたので無料でサービスしてくれるものをいただきにいきましたが、なんとこの夏模様なのに「熱々のお汁粉」。確かに走ったとは甘いものが欲しくなりますが、この暑さの中に熱いお汁粉って・・・。でも暑さでへばっていたので、甘いものは体にしみいりますね。氷ぜんざいなら最高だったんですけどね〜。

ヤギそば/牛そばとかはランナーは無料


熱々のお汁粉は好きなだけいただけますが、同時に「ヤギそば」や「牛そば」とかもあり、こちらは食券制でいただけます。ランナーにはエントリー時に食券を配ってくれるので実質無料です。ただし、提供は夕方まで。それを知らずにゴール後に島巡りをしに行ってしまい、戻った時には提供終了。食べることができませんでした(涙)。ちなみに夜には完走パーティが開催されるのですが、それまで時間が2〜3時間もあるのでゴール後の島巡りは可能です。もちろん自転車を利用しましたけどね^^ゞ

離島の大会といえばこの完走パーティ!


小さな離島のマラソン大会の定番がこの「完走パーティ」。多良間島の場合は体育館での開催でした。このアットホームさが最高です。しかも多良間島は完走パーティでの飲食はエントリー費に込み込み。今回も事前にエントリー費に「+1000円」で食べホ飲みホになりました。料理はもちろんのこと、ビールも泡盛も放題です。

完走パーティの妙な盛り上がりが楽し


たらま島一周マラソンの完走パーティは正式には「ふれあいパーティー」と言います。序盤は民芸ショーや島の子供達による見せ物がメインですが、途中からはお酒も入ってきて妙な盛り上がりになります。中でも何故かみんなで体操(笑)。本来ならスタート前にやるものを、何故か完走パーティの、しかも最初ではなく中盤でやります。お酒が一気に回りますね(笑)。

完走パーティ最後はやっぱり踊る!


最後はやっぱりみんなで踊るのが、離島のマラソン大会の定番です。たらま島一周マラソンも最後はみんなで踊りました。舞台前で踊ったり、体育館全体で大きな輪になって踊ったりいろいろ。ちなみに完走パーティは結構な時間まで開催しますので、この後に宿では寝るだけ。マラソンとパーティを楽しみたい方は、宿を確保しておきましょう!でも多良間島にはキャンプ場があるので、テントを持って行けば寝るだけならできますけどね(走るにはキツいがキャンプにはいい気候)。

離島の大会は船で帰るのが最高!


多良間島の港は、現在は集落もほど近い「前泊港」なので、帰りの日も船なら直前までのんびりできます。そして帰りの船に乗る際は、離島の大会ならではの光景が楽しめます。テープを持っての離岸。いいですよね〜。しかもたらま島一周マラソンでは、見送りに来る人は少ないですが、島の子供がこの日のために練習した踊りを見せてくれるのが嬉しかったです。しかも船に乗っている人のほとんどがマラソン参加者なので、帰りの船もかなり楽しめます。

やっぱり離島のマラソン大会は船移動がいいですね〜。まぁそれを味わえるのは離島の大会でも限られますけどね。今までレポートしたものだとこの多良間島と与論島と加計呂麻島なら、この帰りの船の感覚を楽しめます。あとは渡嘉敷島と伊江島の大会なら楽しめるかな?

とにもかくにも大会自体は暑さに翻弄されましたが、完走パーティは楽しかったですし、往復の船も楽しかったので、満足度はとても高かった「たらま島一周マラソン」。多良間島へ行くいいきっかけになると思いますので、2019年以降の「令和の11月」は是非w

たらま島一周マラソンの基本情報

第21回 たらま島一周マラソン大会
開催 2018年大会は11月11日(多分11月の第2日曜日)
申込 2018年大会は8月1日〜9月30日(ネットとJA系金融機関振込か現金書留)
距離 一周23.75km/10km/5km/3km(2018年大会)
費用 3000円(+1000円でふれあいパーティ食べホ飲みホ)
受付 大会当日も可能
交通 大会当日に臨時船便有り(宮古島朝8時出港/多良間島10時着)
参加者 一周 110人前後/10km 60人前後/5km 60人前後/3km 110人前後









たらま島一周マラソンコースマップ(GPSログ)


posted by 離島ドットコム管理人 at 14:59 | 大会:宮古/伊良部エリア

2019年03月02日

東京マラソン2019。こんな光景が望めます!(写真18枚)

明日の東京マラソンのコースを18枚の写真で体感。雰囲気だけでも楽しみましょう!(写真は2017年大会のもの)

スタート地点へ



東京都庁前をスタート



歌舞伎町脇の靖国通り



神保町の書店街



浅草雷門前を折り返し



浅草折り返しでスカイツリー



富岡八幡宮折り返し



日本橋の中央通り



銀座4丁目交差点



品川駅手前の折り返し



東京タワーを横目に増上寺を通過



丸の内けやき通り



皇居のゴールへ向かう



皇居のゴール直前!



ゴール後に振り返ると東京駅



42.195km走ったあとに1km歩かされる



さらに出口まで1.5km歩かされる



完走メダルとRCチップと地下鉄乗り放題券






stabiness-tokyomarathon5b.jpg
posted by 離島ドットコム管理人 at 18:19 | 大会:その他エリア

2019年01月18日

【彩湖ウルトラマラソン】ぐるぐるマラソン初参加!

guruguruultramarathon2018a.jpg
(写真のランナーは私ではありません^^ゞ)

実は、昨シーズン(2017年冬〜2018年春)は、一切のマラソン大会に参加もエントリーもしないつもりでしたが、最後の最後の3月に魔が差して、4月の本土の大会の申込締め切り日にエントリー!しかも単なるマラソン大会ではなく、42kmオーバーのウルトラマラソン!

・・・1ヶ月じゃ身体、作れません^^ゞ

そもそも4月中旬に別用事で本土へ行く予定で、その中で1日暇な日があったので、軽い気持ちで「マラソン大会でもないかな?」って思って調べたらあった大会。その日には他にも21kmのハーフマラソンの大会もありましたが、本土まで行ってハーフマラソンはなんかもったいないので、無茶を承知でウルトラマラソンにエントリー!しかもその大会が開催される場所は、近くに友人も住んでいたので、逢いに行く(飲みに行く)がてらに参加って感じでした。

彩湖ウルトラマラソン70km

別名「ぐるぐるマラソン」。その理由は、埼玉と東京の県境にある人工湖「彩湖」をぐるぐる回る大会だから。一周約4.65kmをなんと「15周」。基本的にトラックレースなど、同じコースをグルグル回るコースが大の苦手な私。一周400mのトラックよりはマシですが、それでも同じコースを15周もするのは、私に耐えられるか否か疑問。

しかも70kmのウルトラマラソン。甘くなかったですね。


1ヶ月じゃウルトラじゃなくても調整困難!


そもそもマラソン大会って、ガチで走るとなると調整に3ヶ月は必要。ガチじゃなくても「0」から作ると2ヶ月は必要。まして長距離のウルトラともなると、徐々に走る距離を伸ばしてく必要があるので、3〜4ヶ月は欲しいところ。

そこをたったの1ヶ月で身体を作らなければ!?

さらにこの3月や4月の沖縄は、既に夏モードで、長い距離をトレーニングできる気候じゃないから走り込み困難。まぁメインは「走り」ではなく「走ったあとに埼玉の友人と飲む」なので、軽い気持ちで走ってきました^^ゞ


彩湖とは?そして彩湖ウルトラマラソンとは?




正直「彩湖」ってどこにあるか知りませんでした。もちろん行くのも初めて。最寄り駅はなく、JR埼京線の「武蔵浦和」駅から3.5km、「北戸田」駅から3.2km。通常なら歩いて歩けない距離ではないですが、これから70km走る人間に3.5kmも歩くのはさすがに辛い。でも路線バスもなく、大会用の送迎バスはあるらしいですが、長蛇の列らしいので、結局歩きました。しかも往復。つまり私は「70km」ではなく「77km」も走る(歩く)ことになった次第です。

ちなみに大会は彩湖を15周する「70km」と9周する「42.195km」がありますが、やるならやっぱり最長の70km。参加費はウルトラだと1万円以上が普通なのですが、この大会は格安の「70kmで6300円」で、参加賞(Tシャツ)無しだと「5800円」と格安。まぁ人工湖の回りをぐるぐる回るので、交通規制とか必要ありませんし、コースも70km全部ではなく、彩湖一周4.65kmだけなので、スタッフ配置も少ないですからね。まぁ走る方としてはどっちも一緒なので、安いのは助かります。

しかし15周というのはちょっとね〜。自分で数えたらわからなくなりますね。

でも大会側でチェックポイントに、通ったランナーが今何周か表示されるシステムがあるので、今何周かわかりますし、GPSで距離から今何周かすぐにわかりますけどね。そのGPSがレース後に凄いことになっていましたが・・・(15周のGPS履歴)。

ちなみに4月の本土と言えば「桜」ですが、この年の桜は超早咲きで、大会会場の桜は全て葉桜。でも多少でも桜が望めたので良しとしましょう。






彩湖ぐるぐるマラソン、走ってみた!


ちなみにウルトラマラソン(42.195km超のマラソン)は、宮古島の100kmを2度参加し、2度とも完走しているので、70kmならどうにかなる距離。しかし宮古島は単純に「島一周」なので気分的に楽でしたが、彩湖は同じコースを15周。気が遠くなりそうです。その結果は・・・

意外と楽しかった!

同じコースをぐるぐる回るので、必ず他のランナーがいます(笑)。というのも、宮古島の100kmでは、他のランナーがほとんどいない中で走ることになりますし、沿道の応援もほぼ皆無。でも彩湖ぐるぐるマラソンなら、沿道の応援も確実にいますし、他のランナーも途切れることはありません。なので気分的にも楽でしたし、周回コースなので何度も同じランナーに遭遇することも。

そもそもウルトラマラソンって、タイムを競うことはほぼ無いので、ランナー同士しゃべりながら走ります。結果、ランナー同士仲良くなるんですよね。フルマラソンだとタイムを気にするので、そういうことにはなかなかなりませんが、ウルトラマラソンは確実にレース中に友達ができますw

さらに彩湖ぐるぐるマラソンでは、周回コースならではのメリットも!?


エイドの充実度は抜群!4.65kmごとに確実にあるw


フルマラソンでもウルトラマラソンでも、死活問題になるのが「エイドステーション」。この充実度と気配りでタイムは大きく変わります。特にウルトラマラソンでは、レース中に補給しないと確実にエネルギー切れになるのでエイドの充実は必須。

宮古島もエイドは充実している方ですが、しかし私が参加したときはエイドの準備が間に合わず、最も苦しい50km〜65kmでエイドに水すら無し。あれには死ぬかと思いました(自販機もない宮古島東岸)。

しかしこの彩湖ぐるぐるマラソンは、確実に4.65kmごとにエイドがあります(笑)。周回コースだからね。さらに周回コースには2ヶ所もエイドがあるので、2.325km(実際は違うけど)ごとにエイドがあることになります。しかもどの場所にエイドがあるかが確実にわかるので、気分的に楽でした。トイレも必ず同じ場所にあるので、ぐるぐる周回するコースは大変そうに見えますが、実は楽でした。

さらに彩湖ぐるぐるマラソンは、エイドの充実度は高いことで有名。しかもメニューも変わるので、15周しても飽きませんでした。といっても、私は走っている最中に「食べる」ことはできないので「飲む」補給のみでした。でもエイドのうち1つはゴール近くにあったので、ゴール後にエイドへ行って食べまくりましたwww

飲み物はウルトラマラソン定番の「コーラ(糖分が高いので重宝します)」はもちろんのこと、オレンジジュースやイチゴミルクに、ファンタにコーヒー牛乳に、種類が豊富。食べ物も「おそば」「シチュー」「フルーツポンチ」「おにぎり」「サンドイッチ」「メロン」「いちご」と、正直、数え切れないほど。エイドの充実度は、フルマラソンを含めて最高かも?








彩湖ウルトラマラソンも無事完走!ゴール後は?


とにもかくにも無事に15周を完走。最後の1周はめっちゃテンション上がりますね。タイムは目標には遠く及びませんでしたが、それでも体調も良い状態でゴールしました。ゴール後はエイドステーションに直行して食べホ飲みホ。エネルギー補給しました。なにせ70kmともなると、体重×70km=kcalのエネルギーを消費すると言いますからね。60kgの人でも「4200kcal」ですからね〜。

でもゴール後には、友人との「飲み」も待っていますし、4200kcalぐらいはすぐに摂取したと思います。そして翌朝は朝食で2000kcalはありそうな・・・

エッグスンシングスの季節限定パンケーキ!

これも本土へ行く目的でもあります。「gram」や「幸せのパンケーキ」は沖縄にも店舗はありますが、未だに「エッグスンシングス」だけはありませんからね。本土では定番中の定番の人気パンケーキ店なのにね〜。今回も十分エネルギー補給してきました!






彩湖ウルトラマラソンまとめ




これが彩湖を15周した際の、GPSの履歴です。すごいですね〜。本来細い線の軌跡が15周分も重なるとこんなに太くなるんですね。ちなみに色はスピードによって変わるらしいですが、オレンジが速いのか黄色が速いのかは知りませんw(興味ありませんw)

でもこんな周回コースの履歴、1回だけでいいや。確かにエイドは充実していましたし、気分的も楽でしたが、やっぱり周回コースは苦手です。「あと何周」って絶対に思っちゃいますからね。まだ宮古島一周の方が、今どこにいるって感覚が楽しめますね〜。フルマラソンでもウルトラマラソンでも、残り何キロって考えて走りたくないですね。

ちなみに彩湖ウルトラマラソンは、毎年4月の第2土曜日にあるようで、2019年は「4月13日」開催らしいです。最初の話のように、大会1ヶ月前でも申込可能なので、魔が差したら申し込んでみてはw

周回コース辛いけど、初ウルトラマラソンには、エイドもトイレも確実にあるので、おすすめだと思いますよ。

宮古島100kmワイドーマラソンに参加してみたい方は、この大会で足慣らしをするのも良いでしょう!






posted by 離島ドットコム管理人 at 15:30 | 大会:その他エリア